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ジャニーズ”肖像権タブー”の正体 ネットNGの理由を代理人に直撃(後編)

kusanagi_0522.jpg草なぎ剛の謝罪会見では、事前にネットや携帯、衛星
放送などでは画像や映像を流さないようジャニーズ
事務所が取材陣に要請。強制力があるものではな
かったが、ほとんどのメディアがそれに従っていた。

■前編はこちらから。

──ジャニーズ事務所では、ドラマや映画の記者会見を報道する際も、その会見の写真をネットで使うことは認めていません。報道目的でも使用を認めないのは、なぜなのでしょうか?

 ネットの場合は、写真のコピーが技術的に容易で、タレントの権利保護が十分に図れないというケースが多いからです。本当に報道目的だけで使われ続ければいいのですが、実際には第三者の手によってコピーが拡散して、タレントが管理できない形で肖像が使用される可能性が低くない。そのためには、入り口で、ある程度コントロールをしなければ、自分たちの権利は守れません。ですから、同じスポーツ紙であっても、紙面とウェブサイトでは別の媒体として考え、許諾・非許諾を媒体ごとに行っています。

──ネットでの写真公開により、具体的にはどんな不利益が出ると想定していますか?

最終更新:2010/01/29 19:00
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