復帰決定のSMAP草なぎ剛 今だから語れる家宅捜索の裏事情
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公園で全裸で発見され逮捕、結局は起訴猶予処分となったSMAP草なぎ剛。
これまで芸能活動を自粛していた草なぎだが、事件後約一カ月早々に芸能活動を再開することが明らかになった。復帰は28日のフジテレビ『SMAP×SMAP』の収録と翌29日の同局『笑っていいとも!』の予定だという。
さらに7月からはフジテレビの連続ドラマに主演することが決定、また懸念されたCMの違約金もほぼなし、それどころかトヨタを筆頭に続々とCM放映再開という、なんとも緩い結末に相成った。
「さすがはジャニーズ、です。マスコミは事件当初、大々的にこれを報じましたが、テレビ局は他ジャニーズタレントとの関係、また復帰後の草なぎの話題性を考え、早期復帰を事務所と一緒になって画策していましたからね」(芸能記者)
そんな折、草なぎ騒動になぜか闖入してきたのが新党大地の鈴木宗男衆議院議員。鈴木は自身の質問主意書で、草なぎの逮捕後に警視庁が自宅を家宅捜索したことに触れ、「他人に直接わいせつな行為を働いていないにもかかわらず(警視庁が)家宅捜索するのは、捜査として不自然ではないか」と批判、さらに、「逮捕する前に、静かにするよう注意するとか、服を着るよう指示することも可能であったはず。現行犯逮捕まで踏み切る必要はなかったのではないか」と草なぎ擁護をぶち上げたのだ。
「鈴木議員は02年に贈収賄で逮捕され、一貫して無罪を主張してきました。その観点から反検察・警察のスタンスで、こうした主意書を出したのでしょう。まあ、鈴木さんのことだから、草なぎ事件に便乗した一流のパフォーマンスと捉えられてもいますが(笑)」(政治ジャーナリスト)
だが、鈴木の今回の指摘はある意味当たっているという。
「確かに公然わいせつ罪としての家宅捜査は異例のものでした。しかしこの家宅捜査はジャニーズ側も望んだものだった。今回の草なぎの奇行で、誰しも思ったのが”クスリ疑惑”です。これまでも芸能界の薬物事件は頻繁に起こっていますからね。だが草なぎは薬物検査でも反応がなかった。とはいえそれだけでは薬物疑惑を完全に払拭はできない。そのため警察による家宅捜査してもらい、完全にその疑惑を一掃できれば、という事務所側の思惑があった。実際、警察の家宅捜査のお陰で、クスリに関する疑惑に関する報道などは一切なくなりましたからね」(某芸能リポーター)
草なぎの東京ミッドタウン内の自宅マンションへの家宅捜査は30分ほどで、押収物もなく終了している。このマンションは100平米以上はある広さで、本当にクスリを探そうとすれば、この程度の時間では済むものではない。
鈴木議員が指摘した不自然さとは違った意味での不自然さではあるが、さすが、ジャニーズ。そこまで考えていたとは。
(文=神林広恵)
全裸になったのはほぼ自分ちの庭?
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