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【インタビュー】雑誌ビジネスはどう変わるのか

サイゾー創刊編集長が過激に提言!<死が迫る雑誌たち>のサバイバル術(後編)

kobahen_0513_02.jpg『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ
前に』バジリコ/税込 1575円

■前編はこちら

メディアビジネスはネット上では儲からない!?

――雑誌の本質は、ウェブと相性がいいというのはわかります。ただ、ウェブはとにかくお金になりにくい。ユーザーは、コンテンツに対してお金を払うという意識が低いし、広告主は雑誌以上にコンバージョン(成果)にシビアで、広告費を抑制しています。「紙がダメだからウェブに来たけど、金にならない。俺たちはどこに行けばいいの?」と思っている出版人も多い気がします。

小林 そりゃそうだよ。結局、有料購読と広告収入というモデルから離れない限り、食えません。ただ、コミュニティの組成と中継という、雑誌の本質をキープできれば、いろいろな横展開ができるはず。たとえば、ポルシェ専門雑誌をやっていたら、そのコンテンツをウェブに持ち込めば、ポルシェのコミュニティを組成できるでしょ。彼らのハブになることは、ビジネス的に有利になる。パーツの売買をする場を提供して、手数料も取れるし、ポルシェのディーラーと組んで、サイト経由で車を買わせるという代理店的な動きもできる。

最終更新:2010/01/29 18:31
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