中居『婚カツ!』急降下中!? 今期ジャニーズドラマ視聴率を徹底比較!
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5月にスタートを切る木村拓哉主演『MR.BRAIN』を除き、09年春ドラマの初回視聴率がひととおり出揃った。SMAP中居正広、木村拓哉を筆頭に、嵐からは櫻井翔、松本潤など、いつにも増してジャニーズ事務所からのラインナップが豪華な今クール。ジャニタレドラマの視聴率ランキングを中心に、それぞれの評判も交えながら比較してみよう。
まず、ジャニタレ出演ドラマの中で初回視聴率1位を記録したのは、SMAP中居正広主演、KAT-TUN上田竜也出演ドラマ『婚カツ!』(フジ月21時)の16.3%。
タイトルとなった”婚カツ”以外にも、”世界同時不況”や”草食男子”など現代を現すキーワードが散りばめられたこのドラマ、ラブコメらしいドタバタなストーリーが「なんとなく安心して見ていられる」「頭を使わなくていいからラク」など好評な一方で「見てても何も得られなさそう」「先が読める」と、目の肥えてしまったドラマ好きの視聴者は離れる一方。案の定、第2話は11.2%と急降下し、早くも危機が訪れている。当初、この枠では中居主演で人気漫画「マネーの拳」を原作としたドラマの話が進んでいたが「SMAP飯島マネージャーが漫画の一部を強引に変更したことから原作者が激怒して企画が流れた」との説もあり「マネーの拳」で話を進めていれば、少なくともこんな結果にならなかったのでは……と残念でならない。
また、ジャニタレ出演ドラマで2位に輝いたのは、『ザ・クイズショウ』(日テレ土21時)14.0%。ラーメンズ片桐仁、戸次重幸が演じて一部で好評を博した深夜枠のドラマを嵐・櫻井翔、関ジャニ∞横山裕へとキャストを変えてゴールデン化。クセのあるMC役を櫻井が演じきれるのかに注目が集まっていたが「鼻につく演技でムカついた」「オーバーアクションすぎる」「完全にリメイクで失敗した感じ」と批判の嵐。櫻井の力量のなさが露呈してしまったうえに、第2話の視聴率は11.9%と下落しており、今後が不安視されている。
続く3位は、松本潤がフィリピン人と日本人のハーフ役を演じるヒューマンドラマ『スマイル』(TBS金22時)。『花より男子』で花男ブームを巻き起こした松本の主演作だけに大きな期待が集まったが、フタを開ければ11.7%と初回から低空飛行。フィリピン人ハーフと失声症の女の子、ふたりが恋に落ちる……というお涙ちょうだいの内容もさることながら「警官が『フィリピン野郎!』と罵ったり、『これだからフィリピン人は……』とかの差別用語が連発しすぎて不愉快」と、フィクションならではの大げさな人種差別表現に批判が集中。ファンの間でも「あの役だと松潤がビジュアル的にも良くない」などと不評であり、このままでいくと松潤のイメージダウンにもつながりそうで心配だ。
そして、今のところ残念ながらジャニタレドラマの中で最下位となったのが生田斗真主演『魔女裁判』(フジ土23時)の9.0%。5月からスタートする「裁判員制度」をいち早くドラマ化、サスペンス色のあるストーリー、主題歌を福山雅治が担当するなど話題性は十分だったはずなのだが、残念ながらの10%切り。デビューをせぬまま若手俳優としてのポジションを確立し、注目を集めている生田だが、一般的には彼の存在自体がそれほど浸透してないということか。とはいえ、裁判制度の問題点を鋭くついたストーリーに「出演者の心の動きが分かる」「自分だったらどうなのか考えてしまった」との声もあり、裁判員制度の難しさなど、何かを与えるドラマであることは違いなさそうだ。
ちなみに、新ドラマではないがKAT-TUN田中聖が新仕事人として加わり、新たなスタートを切った『必殺仕事人2009』(テレビ朝日)は、田中登場の13話で12.7%を記録。関ジャニ∞大倉忠義が殉職した第11話が10.4%だったことを思えば、2%アップはまずは上々のスタートと言える。2クール延長になったからとはいえ、シリーズの途中で、出演者の”リニューアル”するという荒ワザが成り立ってしまうのは、ジャニーズ事務所だからこそなせるワザ。この戦術、低視聴率が嘆かれる他のドラマにも応用できたらいいのに……?
中居クンにイメージぴったり?
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