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リーダー中居は黙して語らず……草なぎ剛逮捕にSMAPそれぞれの想い

2009/05/04 08:00

#事件 #ジャニーズ #SMAP #草なぎ剛 #逮捕

残された4人それぞれの胸中やいかに……。

　1日、TOKYO FM『木村拓哉のWhat’s up SMAP』で、謹慎中の草なぎ剛に対する「想い」を初めて明かした木村拓哉。

「わがSMAPのメンバーの剛の先日の件はご存知だと思います。（中略）本当に、うちのメンバーがお騒がせして申し訳ありませんでした」と、まずはストレートに謝罪の言葉。続けて「キャプテンは怒ってますよね？」とのリスナーからのメッセージに答える形で、

「このタイミング、怒るタイミングじゃないでしょ？　自分のまわりの友達とか、チームメイトとか、グループのメンバーが何か失敗をした。さぁどうするってなったら、次にすることって、怒ることじゃない。迷惑をかけてしまった、心配をかけてしまった皆さんにお詫びとフォローと、それが絶対的に俺、最優先だと思うんですけど。なので、今はそういう段階です」

　と断言。さらに、こう重ねた。

「元のSMAPの形になれるまでは、それぞれがそれぞれのことをきちんとね、5つ頭のSMAPって言うのをねぇ、待ってくれている人たちのためにも、自分らに今できることはそういうことなのかなぁと思ってます」

　どんなことがあっても、俺たちはメンバー5人でこれからも前進して行く……そんなキムタクの想いをひしひしと感じてジーンと来ている最中に、ジャストタイミングで流れてきたのは、かの名曲「BEST FRIEND」。メンバー森且行の脱退時、また稲垣吾郎の復帰の際と、SMAPがピンチを迎えるたびに免罪符のように使われてきたこの曲をサラリと流す、そんな確信犯的な演出を、平然とやってのけてしまうあたり、なんとも木村らしい一幕と言えるだろう。

　そんな中、翌2日には中居正広がパーソナリティーをつとめるラジオ『Some girl’ SMAP』（ニッポン放送）もオンエアに。しかしこちらは「首に次から次へとおできができるんですよね」などと普通のトークに終始し、特にコメントはないままだった。

　むろん、収録だから仕方ないとはいえ、このタイミングなら、一部を録り直してでも、リーダーとして何かコメントを発するべきだったのでは、と残念でならないが……。

　テレビの生放送で涙ながらに謝罪した香取、ラジオできっぱりと絆の強さを現した木村、いまだ想いを語らずに留めている中居と稲垣。言葉を発することと、沈黙を貫くこと。ファンが納得し、草なぎが救われるのは、果たしてどちらの愛情なのだろうか。