主演の渡辺はマジ童貞!? 映画『色即ぜねれいしょん』完成披露試写会
#映画 #邦画 #サブカルチャー
映画『色即ぜねれいしょん』が今年8月の全国公開にあたり、4月20日(月)都内で完成披露試写会が行われ、原作のみうらじゅんや監督の田口トモロヲ、主演の渡辺大知を始め、豪華な出演者が登場した。
みうらじゅんといえば、『仏像』や『ゆるキャラ』などのブームを送り出した、サブカル界の巨人。この映画の原作となった自伝的小説『色即ぜねれいしょん』でも、通信空手で不良をやっつけるイメトレをしたり、フリーセックスを求めて島に旅したりするなど、その童貞マインドが遺憾なく発揮されている。
壇上で作品の出来を聞かれたみうらは「今作は、前作『アイデン&ティティ』より前の時代を描いた作品です。僕の高校時代のほぼ自伝です」と語り、「文科系の『クローズZERO』、『ROOKIES』だと思って観ていただいて大丈夫かと思います」と太鼓判を押した。
みうらの少年時代”じゅん”を演じた渡辺は、パンクバンド「黒猫チェルシー」のヴォーカリストとして活動。この春高校を卒業したばかりで今回2,000人の候補者の中から主役として大抜擢された。
会見中、父親役のリリーフランキーに「夕焼けに感動して泣くくらいのイタい子なんです。それにこういう映画の主役で、本当に童貞の人というのも珍しい」と、精神・肉体共に”真性童貞”であることを暴露され、みうらからも「童貞をこじらせてるのがにじみ出てる」といじられると、「や、やめてください……」と顔をまっかにさせながら弱々しく反論。会場を沸かせた。
『色即ぜねれいしょん』は09年8月、シネセゾン渋谷、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。
●『色即ぜねれいしょん』
原作:みうらじゅん
監督:田口トモロヲ
脚本:向井康介『リンダ リンダ リンダ』
出演:渡辺大知(黒猫チェルシー)/峯田和伸(銀杏BOYZ)/岸田繁(くるり)/堀ちえみ/リリー・フランキー/臼田あさ美ほか
製作:スタイルジャム、バンダイビジュアル、衛星劇場、光文社、エクスプレス 配給:スタイルジャム
(c)2009「色即ぜねれいしょん」
http://shikisoku.jp
原作本はこちら。
【関連記事】 “童貞論争”に終止符! はんにゃ金田のキャラクター戦略とは
【関連記事】 『すんドめ』オナニー禁止とチラリズムの限界点
【関連記事】 ラジオキング伊集院光が磨き上げた「空気を形にする力」
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事