「今度は”観光”じゃない!?」木村拓哉2度目の海外進出は成功するか
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SMAP木村拓哉出演の仏映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』が、6月6日、世界に先駆けて日本で公開される。この映画で木村が演じるのは、他人の痛みを引き受け、癒すことができる不思議な能力の持ち主・シタオ。1枚の写真を残し、姿を消したことで、探偵や香港マフィアから行方を追われるキーパーソン的存在だ。
「この映画では彼の新たなる美しさを表現している。いまだかつてない拓哉を見ることができるよ」というトラン・アン・ユン監督の言葉通り、公開された劇中ショットは木村が傷だらけになっているという衝撃的なもの。日本のドラマや映画では見られない、新たな魅力が引き出されているようだ。
トラン・アン・ユン監督はデビュー作『青いパパイヤの香り』でカンヌ映画祭新人賞、『シクロ』でベネチア国際映画祭グランプリを受賞している輝かしい経歴の持ち主。日本でもファンが多く、9年ぶりの今作も日本でのワールドプレミアが実現した。
さらに、韓国の大スター、イ・ビョンホンとハリウッドスターのジョシュ・ハートネットという人気俳優がそろって出演することもあり、話題性も抜群。当然、木村の大きなキャリアアップとなるはずなのだが、一部ではこんな話も。
「木村の外国映画出演はこれで二度目。前回出演した香港映画『2046』は5年の年月を要したにも関わらずカンヌ映画祭では無冠に終わり、木村が演じた殺し屋もほとんど印象に残らないチョイ役。出演時間も当初は7分しかなく、大々的に世界進出をうたったわりにはショボい結果でした。それだけに、今回は本人も周囲も慎重になっているのか、前回ほどの大騒ぎはしていないようですね。基本的に、ジャニーズ事務所の映画絡みの海外戦略はこれまで空回りに終わっていることが多い。07年に『HERO』『西遊記』のプロモーションで木村と香取がカンヌ映画祭に訪れたときは、現地メディアにまったく相手にされず、関係者から『彼らは観光にきたのか?』などと揶揄する声があがっていたほど。今回、監督との面談にはチーフマネの飯島女史が珍しく同行しなかったようですが、変にでしゃばらないほうが得策だと思いますよ」(映画ライター)
『2046』で「木村の持ち味を把握できていなかった」とも評されるウォン・カーウァイ監督と違い、ドラマ『華麗なる一族』(TBS)で「才能に感銘を受けた」と、木村の起用を決めたトラン・アン・ユンは木村を「イ・ビョンホンとはまったく異なる天才肌の俳優」と評し、「間違いなく、いまだかつてない拓哉を観ることができるよ」と自信をのぞかせている。9年ぶりとなる渾身の作品がジャニーズ側の余計な横やりで台無しにならないことを祈るばかりだ。
王菲と章子怡はすこぶる好好。
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