タレントとしてブレイクしたDAIGO、今後の人生に思い悩む!?
#音楽 #DaiGo
今やバラエティ番組で引っ張りだこのDAIGO。竹下元総理の孫という経歴に加え、トボけた脱力系キャラにも人気が集まっている。そんな彼の”本業”はもちろん、ロックミュージシャン。自身がメインボーカルを担当するBREAKERZ周辺も、「いざブレイクへ」と活気づいているようだ。
元々はDAIGO☆STARDUSTの名前で、ビジュアル系ロックとBOOWY風ビートロックの中間のような音楽をやっていたDAIGO。ソロ時代は長く低迷していたが、ビーインググループのZAIN RECORDS所属となってバンドを組んだ2007年以降は、同グループの看板であるB’z等の流れをくむ和製ハードロック路線を打ち出し、CD売上を伸ばしてきた。
そんな中、レコード会社は、タレントDAIGOの人気が過熱する今こそ「勝負の時」と踏んだようだ。4月8日にリリースされた新曲「BAMBINO~バンビーノ~」(両A面シングルの一曲)は、ラテンっぽいノリのダンスナンバー。郷ひろみのヒット曲「GOLDFINGER ’99」を思わせる、いかにもテレビ映えする路線だ。
タレントDAIGOのイメージにも重なる勝負曲ということもあり、多くのTVやラジオ、雑誌関係者が取材に訪れたという。しかし、その時のDAIGOの様子は、バラエティ番組で見せるトボけた姿とは少々異なっていたそうだ。
「軽妙なキャラクターを期待して行ったところ、大真面目な顔で、音楽やバンドの話を思い入れたっぷりにしていました。感じは悪くないのですが、ロックアーティストという面を前に出したいのかな、と少し驚きましたね」(雑誌編集者)
当の取材では、シングルについてひとしきり語ったあと、「お疲れ様でした!」と満面の笑みで去っていったというDAIGO。テレビで見せる”実は好青年”といったイメージとも重なり、メディア関係者のウケは良いそうだが、一部からは「タレント業とバンド業のはざまで、意外と思い悩んでいるのでは?」との指摘も出たという。
一方、ビーインググループがBREAKERZの売り出しに力を入れている背景には、同グループの経営事情が関係しているとの声も。
「ビーイングは、B’zという金看板こそ健在ですが、若手や中堅が伸び悩んでいます。日本の音楽業界を牛耳っていた1990年代の勢いはありません。同グループには、このあたりでヒットを出さなければマズいという危機感があるのでは?」(レコード会社関係者)
確かに、ギターやキーボードを派手に押し出した”ビーイングサウンド”は、今では時代遅れの観もある。そんな中、同グループ期待の星となった BREAKERZは、ラテン路線の新サウンドで本格的にブレイクできるのか。周囲の期待の大きさに、DAIGOのストレスが高まらなければ良いのだが……。
(文=玉井光太郎)
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