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喧嘩格闘技『KRUNCH』東西戦に圧勝の渋谷杉浦グループ 次の標的は”世界”!!

KRUNCH001.jpgもはや国内敵ナシ!? のKRUNCH5人衆

「もう日本に敵はいない!」──先月20日、東京・ディファ有明に2,020人(超満員札止め=主催者発表)の観衆を集めて行われた喧嘩格闘技興行『KRUNCH(クランチ)』の東西対抗戦は、5-0で関東の圧勝。関東選抜軍「渋谷杉浦グループ」を率いた大会主催者の杉浦和男会長は、「もう国内の地下格闘技の世界には、敵はいないのかもしれない。今後は韓国、ハワイ、ブラジルなど海外の喧嘩屋たちとの対抗戦も考えている」との仰天プランをブチ上げた。

「敵なし」発言も頷ける、圧倒的な強さだった。東京の渋谷を根城とする喧嘩屋集団・渋谷杉浦グループの選抜メンバーが、関西の喧嘩格闘技団体『強者』『喧王』などの選抜メンバーを迎え撃ち、5対5で行われた東西対抗戦。大阪などから大挙して乗り込んできた応援団から「やったれ!」「いてまえ!」「しばいたれ!」など威勢のいい声援も飛んだが、試合が進むにつれ、客席の関西弁は徐々にトーンダウンしていった。

 渋谷杉浦グループ、圧勝劇のダイジェスト──。

 まず先鋒。若かりし頃は渋谷や六本木のクラブで暴れていたという重量級ファイターのNOBUOが、柔道仕込みの圧力で敵を封じ込め、3-0の判定勝ち。

 続いて次鋒。ヤクザ上がりの林大輔は、喧嘩格闘技でまさかのボディースラムを決めるなど、終始余裕の試合運びで、関西中量級最強とも言われるサンギを圧倒。3-0で判定勝ちを収めた。

krunch0002.jpg林HITMAN大輔のボディスラム!すご!

 そして中堅。昨年、刑務所から出て来たばかりだというヒロ三河が、拘禁生活の鬱憤を晴らすべくゴング直後から猪突猛進。剛腕パンチを連打して、わずか9秒で対戦相手をタンカ送り。早くも関東チームの勝ち越しを決めた(ヒロ三河はこのファイトで大会MVPを受賞)。

krunch0001.jpg衝撃的な失神KOも。

 副将。クラブの用心棒を務めるキングジョーは、相変わらず冷酷かつ粗暴なファイトを展開。相手に馬乗りになるやいなや、容赦なく頭突きを打ち込み、3-0の判定勝ち。

 シメは大将。族上がり、地下格闘技無敗の山田史博は、ゴングと同時に、ヒザ蹴りのフェイントからグランドに持ち込むトリッキーな戦術を披露。電光石火の腕ひしぎ十字固めで勝利を収め、個人の連勝記録も9に伸ばした。

 終わってみれば、関東の5タテ。関西勢に何もさせずに大会は閉幕。杉浦会長は「当然の結果」と胸を張りつつ、「国内に敵がいないなら、今後は世界へ視野を広げるしかない」と語った。

 世界とは、韓国、ハワイ、ブラジル、ロシアなど。それら海外の地下格闘技界とパイプを持つ杉浦会長は、「近い将来、喧嘩の世界対抗戦を行いたいね。WBCじゃないけど、まずは喧嘩の日韓戦をやったら盛り上がるかもしれない。軍隊経験のあるコリアンは喧嘩がめちゃくちゃ強いので、白熱した試合が期待できそう。そのほか、遺恨のあるVシネマ俳優同士を戦わせるスペシャルマッチも近々『クランチ』のリングで実現予定。すでにふたりの了承は得ている」と、型破りな興行プランはますます広がるばかり。

 今後、6月28日には渋谷・Club atomで「第1回クランチ・チャレンジ」を開催。オクタゴン(八角形)形式の金網マッチで本戦に出るまでの東京最強を決定し、7月19日には再びディファ有明を会場に「クランチ第4戦」を開催。今回の対抗戦に出場した5人が海外の強豪と拳を交える可能性が高いという。

 関西勢に連勝し、国内最強の地位を固め、いよいよ世界へ──。その野望は、果たして実現するのかどうか。渋谷杉浦グループの動向からますます目が離せなくなってきた!

●問い合わせ
KRUNCH事務局
http://www.krunch.jp/
03-5428-4715

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最終更新:2013/02/12 11:13
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