“童貞論争”に終止符! はんにゃ金田のキャラクター戦略とは
#テレビ #お笑い #吉本興業
『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)や『エンタの神様』(日本テレビ系)出演で一気に知名度があがり、いまさまざまな番組に露出しまくっているお笑いコンビ「はんにゃ」。「ズクダンズンブングンゲーム」やヘタレキャラのコントは、特に女子中高生を中心に人気で、特に金田哲は3月30日に発表された「吉本芸人 男前ランキング」で2位を獲得したほど。
だが、そんな人気急上昇中のはんにゃ・金田について、以前からネットでやたらと話題にのぼってはモメているテーマがある。それは、金田が「童貞か、童貞じゃないか」という問題だ。
彼の「女嫌い」「童貞」「ヘタレ」キャラを願望のように信じたいファンが多いためか、ネットでは延々と論じられてきたテーマだが、そんな論争にとうとう終止符を打つ資料がこのほどあらわれた。
3月下旬に発売された、しずる・はんにゃ・フルーツポンチの初のフォトブック『スクールデイズ』(ワニブックス)での発言だ。
そのなかに、金田が自身の初体験について「中3」とあっさりコメントしていたために、「2ちゃんねる」ではこんな声が噴出しているのである。
「エロ本も買いに行けない奴が中3で初体験w」「金田自分で童貞って言ってたのにウソつきやなー正直に言えばよかったのに」「もしもフォトブックの内容がガチなら彼女達の目には触れさせたくないなあ……ていうか金田と事務所の脳味噌を疑う」「童貞はネタでしたってことだね それに喰いついた純朴好きはどう思うかね さら~と中三でしたとか 見切り発車な人だなぁ」
これには「釣りだ」という声などもあるのだが、それにしても、人気絶頂のいま、この発言は事務所的に大丈夫だったのだろうか。
あるテレビ雑誌ライターは言う。
「はんにゃ金田は、もともとテレビで『童貞じゃねーし!』とか言ってますし、雑誌インタビューなどでも『中3から彼女がいた』『かなりモテた』と話してたりしますよ。もう20代だし、ファンも本気で童貞なんて思っちゃいないでしょう。ただ、『キス以上はしたことない』と話す番組があったりもするので、本人のなかでもまだキャラ設定がかたまっていないんじゃないでしょうか」
また、今田耕司など、吉本の先輩芸人が自らの番組で「はんにゃはいま、売れてるよなー」「勢いあるよなー」などと言う場面も多く、吉本が会社をあげてプッシュしているようにも見えるけど……。あるテレビ関係者は言う。
「吉本がプッシュしていることではなく、ごく普通の売り方だと思います。同期ということもあって、オリエンタルラジオと比較されることはありますが、はんにゃは苦労してきてますからね。オリラジにも、いきなりMCをさせられたり、『売らされた』という感じの別の苦労はありますけど、はんにゃはライブでの人気がすごかったんです。中高生を中心に、かつての品川庄司やロバートみたいなアイドル的人気があって、たくさんネタづくりをやってきた実力がありますからね」
ちなみに、いま出まくっていることについては、こんな分析をする。
「新しい芸人を紹介するような番組が増えたことで、オードリーなどの芸人たちが出てきて、一巡した感があるので、次の新しい芸人として、彼らの順番が来ているだけだと思いますよ」
一通りの番組に出まくった後、「次」の機会をどれだけつくれるか。「中高生の人気者」からどれだけファンの幅を広げられるかが、今後の鍵を握っているようだ。
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)
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