“元祖”あおい輝彦に見る「元ジャニーズ」が芸能界で生き残る方法

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　3月27日、中野サンプラザを皮切りに、12年ぶりとなる全国ツアー「ぼくたちの流行歌」をスタートさせたあおい輝彦（61）。60年代から90年代のヒット曲を含めた全63曲をパワフルに歌い上げ、集まった2,200人のファンを熱狂させた。

　今をときめくジャニーズ事務所の初のグループ「ジャニーズ」の一員として62年にデビューを果たしたあおい。今回のツアーでは、「ジャニーズ」のヒット曲「太陽のあいつ」も披露し、昔を懐かしんだ。また、後輩たちの活躍にも触れ、「ジャニーさんから声をかけられて、NEWSのコンサートや『SHOCK』を見に行ってるよ。ああいうのを見ていると、後輩が高校野球で活躍している気分になれるよね」ともコメントした。

　本来、ジャニーズ事務所を辞めたアイドルは、仕事を干された末に芸能界の片隅で細々とした活動を余儀なくされるなど、哀れな末路を迎える者が多い。が、あおいに関しては、ジャニーズを退所後、すぐに新たな仕事に恵まれ、現在まで歌手、俳優として順調に歩みを進めている。

「落ちぶれる一方で、のちに暴露本まで出版した同グループの中谷良などとは対照的に、あおいはジャニー社長のお気に入りで、仲が良いことで知られているんです。辞めたあとも近藤真彦主演の映画『嵐を呼ぶ男』（83年公開）にゲスト出演したりね。あと、あまり話題にはなりませんでしたが、過去にあおいの長男・青井一樹がジャニーズ事務所に所属していた時期もあったんですよ。当時Jr.だった森田剛、滝沢秀明などとも仲が良く、兄貴的な存在として慕われていたといいます」（プロダクション関係者）

　本人が語るようなNEWSコンや光一の『SHOCK』だけでなく、Jr.メインの『SUMMARY』などを観劇する姿をファンにも目撃されているあおい。結局のところ、本人の実力だけでなく、ジャニー社長に気に入られているかどうかで、退所後の運命は決まって来るということのようだ。

定番ベスト

シャツがサイケ。

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