トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > その他 > サイゾーpremium  > 緊縛師・有末剛の新境地か? SM緊縛がアート&エンターテインした夜

緊縛師・有末剛の新境地か? SM緊縛がアート&エンターテインした夜

smkinbaku01.jpgまるで生け花を生けるかのように、女性たちを縛っていくゴン・トラボルタ。その見事な縄使いは、もはや神業。「稲作文化の日本における縄には、深い意味があります。それは縛ることで、神聖なものと不浄なものをつなぎ合わせているのです」(有末氏)。今後は、ファッションショーやライブと緊縛の融合のほか、逆に原点回帰の伝統的な緊縛もやってみたいとのこと。

 東京都渋谷のクラブ。会場には外国人客やボンデージ姿の女性たちが目立つ。やがて、ステージ上にオレンジ色の派手なカラーシャツを身にまとったアフロヘアの男性が登場。1970年代のヒットチューンと共に軽やかな手さばきで、瞬く間に2人の女性を縛り上げていく。男性の名はゴン・トラボルタ。彼の一挙一動、いや、一挙一縛に観客らは陶酔し、場内は興奮のるつぼに。

 この日、イベント「fetiSM」に登場したゴン・トラボルタとは、緊縛師として高名な有末剛氏の一夜限りのキャラクター。SM界はもとより、映画、小説、写真等、メディアをまたぎ、緊縛の持つ芸術性とエンタテインメント性を知らしめてきた巨匠である。

 寡黙かつ峻厳なる緊縛師の像を描いていたが、ご本人は非常に温和な方。それに甘えて興味本位の質問で恐縮です。これまでの経験から、出会った女性を見て、その子が縛られるのが好きかわかりますか?

最終更新:2014/03/03 15:53
ページ上部へ戻る

配給映画