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マーチ、ヴィッツが売れても販売店に儲けが出ないワケ

nissan_march.jpgバブル経済草創期から日産の屋台骨を支えてきた
マーチ。

 昨今、不況の自動車産業で騒がれるのは、「派遣・期間従業員切り」「決算予想の下方修正」といった、メーカー側に寄ったものが中心で、販売店の話はあまり聞かれない。だが、販売店の状況もひどかった。そこでは、”薄利多売”が加速しているというのだ。

 自販連(日本自動車販売協会連合会)が、2月2日に発表した2009年1月の国内新車販売台数(軽自動車を除く)によると、前年同月比で27.9%減の17万4,281台と、1月期だけでも1969年以降最大の落ち込みとなっている。この数値は、80年代のバブル全盛期の約半分。世界的な景気悪化を背景に、自動車業界の新車販売台数は歴史的な低迷が続いているのだ。そのため、トヨタをはじめとする国内各自動車メーカーでは、「新車が売れないなら、生産台数を絞り込む」という方針を余儀なくされている。

 しかし、マスコミで騒がれるのは、自動車を生産しているメーカー側の話が中心だ。では、エンドユーザーへの直接の窓口となっている自動車販売店ではどういった状況なのだろうか?

最終更新:2010/04/06 13:50
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