政界激震!? 元空幕長・田母神俊雄が”すべて”を語る本
#政治 #自衛隊
月刊「サイゾー」2月号にも登場し(記事参照)、その歯に衣着せぬ言動が話題になった前空幕長の田母神俊雄氏。そんな同氏の最新刊『田母神塾~これが誇りある日本の教科書だ~』(双葉社)が、政界、防衛省で波紋を呼んでいる。
同書で田母神氏は、麻生首相をはじめ小沢一郎民主党代表、小泉純一郎元首相ら”現役政治家13人”が日本を悪くした当事者だと痛烈批判している。
「衆院選が近いと言われるこの時期に、こんな内幕本を出されてはと、自民党、民主党の関係者が本を買いに走っているようです。田母神氏は麻生首相については”漢字より日本史をまず勉強すべき”と酷評し、自らが防衛省を去るきっかけとなった麻生首相とのオフレコ話を初めて公開していると言いますよ」(永田町関係者)
また、小沢代表に関しては”彼には総理大臣は務まらない”、小泉元首相に至っては”対米追従の政策をやり続け日本のアメリカ化を進めた。最も罪が重い”と、バッサリ斬り捨てているというのだ。
「このほか、中曽根、村山、宮沢ら歴代総理……、石破元防衛大臣など、大物政治家たちがいまの日本にいかに悪影響を与えたのかも書かれているそうですよ」(前同)
さらにこれまで表に出ることがなかった自衛隊内での歴史教育の全貌、そして守屋前事務次官との大ゲンカなど防衛省の闇などを、田母神氏はこの本で初めて明かしている。
永田町界隈では「田母神氏が右派政党である田母神新党を立ち上げるのではないか、と囁かれているんです」(自民党関係者)との噂も出始めているという。また本のタイトル通り、田母神氏には「田母神塾」という名の私塾を開く構想も浮上している。
「正しい歴史教育を若い人に植え付けようという思いがあるようだ。政界に進出しない場合は塾を開設し、政治家や官僚を育てる教育者になる気なのでしょう」(全国紙政治部記者)
”危険人物”田母神氏から、ますます目が離せなさそうだ。
明快な語り口。
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