水道水を入れただけのペットボトルが1本100円って、 高すぎませんか?
◎鮫肌文殊と山名宏和の「だから直接聞いてみた」
――知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を人気放送作家2人が直撃解決!
このところバラエティー番組で「大家族ビンボーアイドル」で絶賛売り出し中の上原美優チャンのことを知っているだろうか? 今どきのバラドルではありえないその昭和テイスト満載の肩書。ご存じでない方のためにプロフィールを記しておくと、種子島の出身で10人兄妹(!)の末っ子。一番上のお兄さん、つまり長男はもう50歳で、現在21歳の美優チャンと29歳も年が離れている。
とにかく彼女の子ども時代のビンボーっぷりたるやハンパない。実家はものすごい雨漏りがするので、雨のときは傘を差してゴハンを食べなければならない。パンツも4人姉妹で7枚しかないので洗濯すると、1枚足らなくなり奪い合い。敗れ去った者は、その日ノーパンで学校へ行くことに。そもそもお母さんがパチンコ屋で産気づいたのにその瞬間に確変したため、もうアタマが出かかっていた美優チャンを手で押し込みながら打ち続けたという出生エピソードからして素晴らしすぎる。
彼女が上京してしばらくのエピソードもまた秀逸。なんと水道料金の請求書を持って東京の水道局に怒鳴り込んだという。というのも、実家ではお父さん手掘り(!!)の井戸から汲んだ水を使っていたため、そんなタダのものに金を出せと請求してくるヤツなんて詐欺師に違いないと思い込んでいたらしい。オレオレ詐欺ならぬミズミズ詐欺。
ところで今、東京都水道局が「東京の水道水がおいしくなりました」とキャンペーンしている。一口飲んで実感してほしいようで、ペットボトル詰めにして「東京水」と銘打って1本100円(税込)で販売しているのだ──ん!? いっぽんひゃくええん! 高ッ!! ニッポンの水道水ってとにかく安全で安いのが売りじゃなかったのか? 美優チャンじゃないがこれってボッタクリじゃないんですかね?
だから直接、「安全でおいしい水 プロジェクト」事務局に聞いてみた。
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