「関東VS関西」のガチ喧嘩! ”仁義なき戦い”の行方はいかに?
#格闘技
「関西人は口ばっか。リングの上で黙らせてやる!」──関東が誇る地下格闘技団体『KRUNCH(クランチ)』所属の喧嘩屋たちが、3月20日(金・祝日)に東京・ディファ有明で開催される次回大会のプロモーションのため、日刊サイゾー編集部に来襲。大会の目玉である「東西対抗戦」に話が及ぶと、「関西」「大阪」と書いた紙をビリビリに引き裂くなど挑発的な言動を繰り広げた。
クランチといえば、元ヤクザ、元暴走族、元ギャングらで構成されるイケイケの喧嘩屋集団。チョーパン(頭突き)あり、ヒジ打ちありの過激ルールのもと、地下格闘技の世界で連戦連勝の快進撃を続け、昨年末の主催大会では、プロ格闘家との団体対抗戦で圧勝を収めたばかり。目下向かうところ敵なしの彼らが次なる獲物として狙いを定めたのは、西日本の喧嘩屋たちだ。
「次回大会の最大の目玉は、5対5もしくは7対7で行う予定の『東西対抗戦』。東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、福島といった関東中心の喧嘩屋を揃えたわれわれクランチが、関西を中心とする西日本選抜の喧嘩屋たちを迎え撃ちます。『関東人はボンボンばっか。喧嘩なんかできんのか?』と向こうは思ってるみたいですが、ナメてもらっちゃ困りますね。こっちのメンバーはみんなして『関西人は口ばっか。リングの上で黙らせてやる!』と思ってますよ」(クランチ主催者・杉浦和男氏)
気になる選抜メンバーは誰なのか。
ヒロ(右)は刑務所から出て来たばか
り。弟の貴は暴走族の特攻隊長だっ
たという。
自らが率いる東日本に関しては「今日連れて来たメンバーの中から、調子のいい奴を選ぶ予定」と杉浦氏。プロ転向も噂される”センター街のドーベルマン”こと林HITMAN大輔、地下格闘技で無傷の8連勝中の若武者・山田史博、そしてヤンキー名産地の茨城で悪名を轟かす三河兄弟などの姿もあり、彼らはいずれも「行けと言われたら、いつでも行く」と口を揃える。この日は顔を見せなかったが、危険なファイトで人気を呼ぶキングジョーも参戦予定とか。
対する西日本選抜については「チャウン、サンギ、サップ西成といった喧嘩屋が関西では有名ですが、誰が出てくるのかはギリギリまで分からない。誰々が怪我をした、なんていう情報が流れてきているけど、それも向こうの駆け引きの可能性がある」と杉浦氏は警戒の色を示す。いずれにせよ、西日本の地下格闘技団体『喧王』『強者』、そしてプロで助っ人の京都・政拳会がスクラムを組み、それぞれの看板選手や秘密兵器を送り込んでくる可能性が高いという。「口ばっか」と挑発された西日本勢が、アウェーの東京でいかなるファイトを展開するのか見物である。
また当日は、クランチ名物の飛び入りマッチとして「騎馬戦」も行われる予定だという。騎馬戦というと、女だらけの水泳大会のような平和な光景を思い浮かべてしまうが、クランチのそれは血だらけの喧嘩大会になりそうだ。
「タックルだけじゃなく、パンチやキックやエルボーも使って相手をボコボコに潰す騎馬戦です。足場の3人も攻撃参加OK。参加希望者が多ければ、4チームいっぺんに戦わせるかもしれない」(杉浦氏)
東西の喧嘩屋とその応援団が集い、ただでさえ血の気の多い会場。「この騎馬戦をきっかけに、乱闘、下手すりゃ客席を巻き込んだ暴動まで起きる可能性もある」(同)とのことなので、お年寄りや心臓の弱い人は会場に近寄らないほうがいいかもしれない。
ちなみにチケットは完売間近なので、怖いもの見たさの野次馬諸君、あるいは飛び入りで大暴れしたい荒くれ者は今すぐ下記へお電話を!
(取材・文=岡林敬太)
●喧嘩格闘技イベント『KRUNCH』第3戦
日時/3月20日(金・祝日)開場15:00 試合開始16:00
会場/ディファ有明 東京都江東区有明1-3-25
チケット/SRS席…10,000円
S席………7,000円
A席………5,000円
チケット購入窓口/クランチ事務局 03-5428-4715
http://www.krunch.jp/
さながらタイラー・ダーデン。
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