リアリティなき「整形美人」山田優、舞台挨拶に80人の悲哀
2009/01/23 12:00
――美人でない人=外見オンチが、「美の格差社会」の中で、自分らしく生き抜くためにはどうすればいいのか? そこいらの美人だけが取り柄のエッセイストには書けない建前抜きの恋愛論。
劇場版『カンナさん大成功です!』が1月17日に公開された。キャッチは「整形美人で何が悪い!?」「整形美人ですが、何か?」。原作は、鈴木由美子の漫画『カンナさん大成功です!』(講談社)。累計発売部数350万部だという。
学校でも職場でもいじめ抜かれ、差別を受けてきた天然ブスのカンナが生まれ変わるため、優しくしてくれたかっこいい彼に振り向いてもらうため一大決心をし、「ぜーんぶ なおしたのーっっ」「何百万円もかかっちゃったけどーっ」と全身美容整形を選ぶというストーリーだ。
美容整形大国の韓国で先に映画化されている。韓国でのタイトルは『美女はつらいよ』。
「私が愛されないのは、太っているから。きれいじゃないから」と、ブスでデブな女性が、美容整形で過去と脂肪を捨て、人工美人になったらどうなるかを描いている。この韓国版、同国では660万人を動員し、2006年の興行収入第1位となった。2007年暮れ、日本でも公開されている。
日本版『カンナさん大成功です!』でカンナ役を演じたのは、山田優だ。
最終更新:2009/01/23 12:00
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