フリペまで手作りする新感覚お笑いユニット『イクイプメン』
#お笑い #雑誌 #サブカルチャー
片方は関西弁でしゃべりまくり、もう一方はほとんど言葉を発しない。「イクイプメン」、この不思議な名前のように、どこか気になる、井筒大輔さんと人羅真樹さんによるお笑いユニットだ。
人羅「お笑い芸人が相方を探す出会い系サイトみたいなところで募集をして、やって来たのが彼やったんです」
初めて会ったとき、お笑いのセオリーから外れたネタを持ってきた井筒さんが、人羅さんには新鮮だったという。結成4年目を迎える彼らの特徴は、表現媒体を限定しないこと。漫才やコント、アニメーションなどの映像や完全自主制作のフリーペーパーまで、方法は様々。それを可能にしているのが、人羅さんのプロデュース能力だ。
人羅「自分らでなんでもやる劇団みたいなイメージ。相方は作家気質なんで、何であれ形になれば満足するタイプなんやけど、僕はやれること全部やってみたい。だから僕が形を用意して、彼にネタを考えてもらう作り方ですね」
理路整然と話す人羅さんの隣にひっそりとたたずみ、「人前に出るのは嫌なんですよ」とつぶやく井筒さん。この関係性、なんだかちょっと微笑ましい。
「僕は成長が遅いから、出会った頃にこいつが言うてたことが今頃わかってきて。ええ感じになってきつつある」と人羅さん。井筒さん、良き理解者を持って幸せですね。
井筒「そういう実感はあまりないんですけど……」
人羅「なかったんや……」
終始アンバランスな2人、今後どう開花するのか非常に気になるところだ。
(兵藤育子/「サイゾー」12月号)
●イクイプメン
左/井筒大輔(いづつ・だいすけ)、1981年生まれ。企画、アニメーション、出演担当。右/人羅真樹(ひとら・まさき)、1984年生まれ。音楽、出演担当。現在、大手事務所には所属していない。12月5日、6日にはライブ『(仮)イクイプメン2008』を、年明けにはDVDの発売も予定!? 詳細は〈http://www.buresuru.com〉にて。現在、日清食品「GooTa」おもしろ具ジャレ大募集キャンペーンのWeb動画に出演中。ラーメンの具に関するダジャレ「具ジャレ」を大募集! 詳細はhttp://goota.jpにて。
作ってみるのも楽しいかも?
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