人気ドラマのエキストラでジャニーズファンが大暴走!?
#テレビ #ジャニーズ #木村拓哉
初回平均視聴率21・2%と、10月期ドラマでぶっちぎりの好スタートをきった二宮和也、錦戸亮出演の『流星の絆』(TBS)、Hey! Say! JUMPメンバーのフレッシュな演技が光る『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』(日本テレビ)など、今クールでもなにかと話題のジャニタレ出演ドラマ。いち視聴者としてだけでなく「もっと深くドラマにハマりたい!」というファンならぜひ参加したいのが、ドラマの”エキストラ”だ。
「最近はテレビ局のホームページからも応募できるので、頻繁に参加しています。醍醐味は、やっぱり生でアイドルを見られること。運が良ければ数メートルという至近距離に来ることもあってドキドキですよ! 現場によっては、最後にアイドルが挨拶をしてくれることもあるし、スタッフとのやりとりや、現場の雰囲気を体感できるのも魅力ですよね」(30代後半のファン)
『魔王』(TBS)のロケでは生田斗真が生着替えをしたり、『流星の絆』ロケでは二宮が趣味のカードマジックを披露する場面も見られたよう。これらはかなり”おいしい”状況だが、待ち時間や拘束時間が長いにもかかわらず、遠目からしか見られない場合も多いとのこと。また、事前にその日の出演者を教えてもらえないことが多いため、お目当てのアイドルに遭遇できなかったり、天候の都合で撮影が急きょ中止という厳しい状況もある。それでも、少しの可能性を信じて無償で参加してくれるファンは、テレビ局にとってもありがたい存在のようだ。
「エキストラは、テレビ局で募集したり業者から調達することが多いのですが、中にはファンクラブから招集がかかることもあります。最近では木村拓哉主演の『CHANGE』(フジテレビ)の街頭演説シーンに1500人のエキストラが集められたのですが、フジテレビと業者からの200~300人に対し、ファンクラブからは1200~1300人が参加していました」(エキストラによく参加するフリーター)
こうした募集案内は、ファンクラブ会員向けのメールで送られ、応募者から抽選で参加者が決定する。中には「緊急の撮影だから、とにかく人を集めてきてください。ただし、定員に達したらファンクラブ会員を優先するので、お連れの人は遠慮してもらいます」などという乱暴極まりない募集も。それでも集まるファンが、なんともけなげだ。とはいえそんなファンからも、一部ファンの行動に対し、「アイドルがそばを通るたびに騒いでうるさい」「撮影の合間に双眼鏡でアイドルをガン見してて違和感があった」などの指摘も。さらに、木村の街頭演説シーンではこんな事件も起きていた。
「選挙カーの上で演説を始めるときに、ファンクラブの人がもっと近くで見ようと前方に押し寄せ、将棋倒しになったんです。キムタクが『押すな!』と一喝して、現場が一時緊迫した雰囲気になりました。それにしても、スタッフの制止はまるで聞かなかったのに、キムタクのひと言でぴたっと言うことを聞いたのには驚きましたね(笑)。その日は大人数だったせいか、なかなか統制も取りづらく、キムタクが通るとみんな立ち止まって渋滞が起きるし、キムタクのいないシーンではダラダラして撮影が進まず、最終的にファンクラブの人たちは帰されていました」(同)
この日の事件については、木村自身もラジオで「危ないと思ったんで、『押すな!』ってオレ、ひとこと言ったら、ものすごく静かな現場になったんですけど」「協力してもらってるにもかかわらず、『押すな!』ですから。(それを言うなら)『押さないでください』ですよね(笑)」と語っている。
ドラマ作りに協力するつもりが、アイドルの足を引っ張るのでは本末転倒。さらに一歩間違えば『プライド』のアイスパック顔面直撃に次ぐ大事に至った可能性もある。ジャニーズ事務所も、お手軽だからとファンを利用するのならば、現場での教育を徹底する必要があるのでは?
(「サイゾー」12月号より)
CHANGEノベライズ。
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