新旧グラビアアイドル対談 青木裕子×仲村みう(前編)
#アイドル #インタビュー #グラドル
グラビア全盛期の90年代半ばに一時代を築いた”伝説のグラビアアイドル”青木裕子と、現役グラドルとして第一線で活躍する仲村みうの新旧グラビア対談。
撮影方法の変遷から禁断のアノ話まで、世代を代表する2人がグラビアアイドルにまつわるすべてを語り尽くしてくれた!
──青木さんは96年にオーディションに合格し、翌年「フジビジュアルクイーン」に抜擢。その後の活躍は目覚ましく、グラビアが載っている雑誌のほぼすべてに登場していましたよね?
【青木裕子(以下、青)】 そうですね。光栄なことに、いろいろな雑誌に出させていただきました。とくにマンガ誌が多くて、「少年マガジン」「少年サンデー」「ヤングジャンプ」「ヤングサンデー」……ホントにもう、何度出たかわからないほど(笑)。当時、マンガ誌のグラビア撮影って、1回のロケで4冊分くらいまとめて撮るんです。しかも、大手の出版社は予算もあったみたいで、海外へ行くにも、家までハイヤーが迎えにきてくれて、成田まで送ってくれたんですよ。今考えたら、かなりバブリーですよね。
──それは豪華ですね。今はロケバス移動や現地集合がほとんどですよ。本日の対談相手、仲村みうさんも06年に「ミスヤングマガジン」に選出され、以降、かなり多忙な毎日を送っているんじゃないですか?
【仲村みう(以下、仲)】 今も岩手にある実家に暮らしていて、月に半分くらい上京してお仕事をしている状態なんです。そういった意味では、結構慌ただしいかも(笑)。ロケに関していうと、私はインドア派なので、できれば都内がいいですね(笑)。
【青】 グラビアは日が昇って日が沈むまでが勝負だから、撮影スケジュールがタイトだし、都内にあるスタジオのほうがラクだよね。
【仲】 そうなんです。私、ロケに入ると体重が減っちゃうんです。ゴハンを食べる時間もあまりないじゃないですか。
【青】 体重が減るっていうのはいいなぁ。私はどれだけ細く見えるか、ポーズを研究していたくらいだから(笑)。それにお酒が大好きで、撮影が終わるとよく宴会をしていました。一時期、日本酒の飲み過ぎで、事務所から「日本酒禁止令」が出されましたよ(笑)。
──青木さんが活躍されていた頃は、まさにグラビアバブルでしたよね。
【青】 確かに海外ロケは多かったですね。出版社の編集の方から、「雑誌の売り上げが伸びたので、次は青木さんの行きたい場所でロケをしましょう!」って言われたこともありますよ。私は飛行機が嫌いなので、「日本の温泉に……」って言おうとしたんですが、当時の女性マネージャーが「裕子はイタリアに行きたがっています」って(笑)。
【仲】 すご~い! でも、海外でも同じ場所に頻繁に行きすぎると、入国審査のときに何か言われません?
【青】 あ、言われたことある! 一時期、サイパンに毎週行っていたんですけど、一度だけ「なんでこんなに頻繁に来ているんだ」って訊かれたの。「観光です」って答えたら、「観光のワケないだろ」って信じてもらえなかった(笑)。
──グラビア撮影に臨むにあたって、決まりごとはあるんですか?
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