7割が加工品!? 苛烈を極めるグラビアアイドル生存競争
#雑誌 #グラドル
折からの出版不況が、グラビア業界を直撃している。写真集の売り上げは見込めず、雑誌もギャラの出る「撮りおろし」は『週刊プレイボーイ』や少年コミック誌などの一部週刊誌を除いて、皆無といえる状況だ。それでも毎年新たなグラビアアイドルがデビューし、激しい生存競争を繰り広げている。
「今、雑誌のグラビアページについては、ほとんどの誌面で、写真集に掲載されなかった余り画像を掲載しています。その場合、写真集やDVDの宣伝扱い、いわゆるパブ記事になりますから、画像の使用料は無料。それでもプロダクションにとっては、グラドルの顔が売れるわけですから、多大な宣伝経費を使ってタレントデビューを目論むよりは安上がりなんですよ」(某週刊誌編集者)
事実、プロダクションが利益を考え始めるのは、グラドルが認知度を得てテレビに進出した後だという。かつてテレビタレントの育成といえば歌やダンスのレッスンが定番だったが、グラビア出身タレントを育てる場合、そうしたレッスンにかかる費用も必要ないことから、各プロダクションがこぞってグラドルに力を入れ始めているのだという。
ただし、雑誌掲載という少ないパイを巡ってはプロダクションの力関係が如実に現れ、大手プロほど媒体に影響力を持つことになる。おのずと弱小プロは際どい路線に流れることになるが……。
「弱小プロとなると”着エロ”が必須という状況ですね。本人たちはあっさり脱ぐんですが、ここで問題になるのが両親の許可。各プロダクションとも、親を説得するのに四苦八苦していますよ。また、中には暴力団組織とつながりのある女の子もいる。担当編集者が組事務所に承諾をもらいに行ったこともありました」(グラドルのマネージャー)
駆け出しのグラビアアイドルに割り振られる予算は当然少なく、水着のショットを真冬の海岸で撮影することもしばしば。グラビア撮影は想像以上に肉体労働なのだ。
「撮影日が決まれば、生理も調整します。でも、たまたまその日に当たり、血まみれで撮影なんてこともありますよ」(カメラマン)
また、画像加工の技術が進歩したことも、こうしたグラビアアイドルの供給過多に拍車をかけているという。
「今はワキ毛やVゾーンの処理、肌荒れなんかも簡単に修正できますからね。実際は高解像度で撮影するから『毛根の濃さ』まで見えてしまっています。坊主頭みたいなワキを持ったグラドルも何人もいますよ。今、出回っているグラビア写真のほぼ7割くらいは『加工品』といえるでしょう」(前出カメラマン)
一見、華やかに見える職業でも実は苦労も尽きない。それでも笑顔を絶やさないグラドルはエライ!?
こんな画像加工なら大歓迎!?
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