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ジャニーズが権威を失墜させた”あの賞”に未来はあるのか

イベント公式サイトにもアノ人の写真はない。

 ジーンズが最も似合う著名人に贈られる「ベストジーニスト2008」の授賞式が今年も行われ、「一般選出部門」でKAT-TUN亀梨和也、倖田來未が共に3年連続1位に輝いた。

 が、今回、話題が集中したのは「協議会選出部門」に選出されたフェンシングの北京五輪銀メダリスト太田雄貴選手。「普段はジャージで過ごすことが多いので、どうして選出されたのか分からないんですが……」、「今日履いてきたジーンズ? 借り物です(笑)」などという”正直すぎる”発言が話題を呼び、各マスコミも大きくこれを取り上げた。

「V3と言っても、毎年同じ顔ぶれでは記事にも困るだけ。ましてや相手は『普段着で来た』と、突っ込みどころのないコーディネートの亀梨と、普段、デニムの印象などまったくない倖田のコンビですからね(笑)。太田選手のコメントにマスコミが飛びつくのも無理はないですよ」(スポーツ紙記者)

 キムタクが初受賞した94年以降、一般選出の男性部門は、05年の氷川きよし以外すべてジャニーズタレントが受賞している同賞。女性部門も02年の米倉涼子以外、05年まで浜崎あゆみ、それ以降は倖田が受賞。ジャニーズとavexがそれぞれの部門を独占している不自然な状態に「裏でなんらかの力が働いているのでは」という疑いが発生するのも無理はない。

「日本ジーンズ協議会は『あくまでも厳正な一般投票の結果だ』と強調していますが、昔から『ジャニーズ事務所がおっかけのコたちにハガキを配って投票させている』などの噂は囁かれており、投票方法に問題があるのも確か。もはや『an・an』の抱かれたい男ランキングと同じレベルで”どうでもいい賞”に成り下がっています。昨年まで、ネットやハガキで約13万人強の票が集まっていたようですが、今年は約半分の6万7000票しか集まらなかった。一般層の関心が薄れていることの現れでしょう」(同)

 さらに、授賞式についてはこんな怒りの声もある。

「毎年のことですが、事前に協議会側から『受賞者の写真のウェブ掲載はお断り』と告知があるんです。後で申請をすれば『特定のタレントを除いて、掲載が可能になる場合もある』ということなんですが……。このネット時代にそんな手間のかかることをする意味が分からない。公式HPの受賞者の欄にさえ”特定の事務所のタレント”さんたちは写真の掲載がありませんからね。そこまで気を使う必要があるんでしょうか」(ファッション業界関係者)

 そんな裏舞台を知ってか知らずか、当の亀梨は「殿堂入りも視野に入ってきましたね」という記者の質問に「殿堂入りに相応しいところに自分を位置づけられるよう、おごらず頑張っていきたいです」とまんざらでもない様子だから呆れてしまう。

 かつては、”オシャレな芸能人”の代名詞であったベストジーニストだが、大手事務所に媚びるあまり、その権威が堕ちつつあることに早く気づくべきではないだろうか。
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)

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最終更新:2013/02/04 19:12
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