サッカー協会犬飼新体制にセクハラ理事疑惑が噴出!
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6年間続いた川淵政権がついに終わりを迎えた日本サッカー協会(以下、JFA)。周知の通り、犬飼基昭氏が新会長の座に就き、新たなスタートを切ったが、さっそくJFA理事によるセクハラ問題が噴出しているという。
事態が明るみとなったのは、7月12日、JFA内で行われた評議員会で、某理事が「セクハラ疑惑がある理事がいる」と告発したことがきっかけだ。これに対し、議長は「この場で取り上げるのは、ふさわしくない」として、却下した。セクハラ疑惑のある理事とは、はたして誰なのか?
「Tさんのことじゃないかという話がもっぱらです。彼は某金融機関からJリーグに出向してきたんですが、川淵氏にすり寄ることで、そのままJFAの要職に収まってしまった川淵ファミリーの一員。7月をもって川淵氏が会長を退き、多少なりとも支配力が弱まったことで、今回のセクハラが告発されたとも言えるでしょう」(JFA関係者)
つまり、長きにわたる“川淵独裁”に鬱憤を溜めていた勢力による、反撃の狼煙というわけである。では、セクハラ疑惑は事実なのだろうか? 前出の関係者がこのように続ける。
「彼は川淵さんへのゴマすりだけで成り上がったようなタイプ。川淵会長時代、自分の立場を利用して、パワハラ的な発言・行為も多々あったようだし、女性職員に対するセクハラがあったとしても不思議ではありません」と、なんだかTさんが可哀想になってしまうほどの散々な評判だが……。
JFA広報部は本誌の取材に対し、「評議員会で『セクハラ疑惑のある理事がいる』という発言があったことは確かだが、調査の結果、該当する事実はなかった」と否定している。しかし、こういった醜聞が漏れ聞こえ始めていること自体が、川淵政権の“膿み”が出始めたという見方もできる。今後の進展次第では、犬飼新会長の対応に注目が集まるだろう。豪腕と評される犬飼氏だけに、まずは腕の見せどころ、といったところだろうか。
(野村裕太/「サイゾー」9月号より)
セクハラ対策、万全ですか?
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