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伝説的マンガ『赤んぼ少女』実写化の主演は“肝っ玉”美少女!?

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 昨年の秋に放映されたドラマ『3年B組金八先生』(TBS)に出演するなどして注目を集める若手女優の水沢奈子ちゃんが、公開中の映画『赤んぼ少女』で映画初主演を果たした。原作は、あの鬼才・楳図かずおが1967年に発表した少女向け恐怖マンガ『赤んぼう少女』。14歳の奈子ちゃんは、この作品のこと知ってました?

「オーディションを受けるまで知らなかったんですけど、お父さんやお母さんは知っていて、主演に決まったって報告したらビックリしていました」


 ハキハキ答える奈子ちゃん。しかし同作は、アラフォー世代なら誰もが恐怖した伝説のトラウママンガでもある。

「怖いっていうより、不思議な感じでした。今のマンガとは絵のタッチが全然違うし、15歳の少女なのに見た目は赤ん坊っていう設定がおもしろいなあって」

 ちなみに、初めて映画の台本を読んだときは「ト書きが多いなって思いました(笑)」と、なかなか肝が据わっているご様子。実際撮影現場でも、それほど緊張はしなかったそうだ。

「でも、何もかもが初めての体験だったから、毎日が勉強! って感じでしたね。叫び過ぎで喉が痛くなったり大変なこともあったけど、楽しかった。嵐のような6週間でした」

 今作ではアクションシーンにも挑戦している奈子ちゃんだが、見た目はどちらかというと、清楚でおとなしげな感じ。周囲からも、そう見られることが多いという。

「だけど、そんなことないんですよ。体を動かすのは大好きだし。この間、小学校以来久しぶりに一輪車に乗ってみたら普通に乗れて、アイドリングやバックもできたので、これから特技は一輪車ってことにしようかなって(笑)」

 奈子ちゃんは今、中学3年生。受験とかあって大変だね、との問いには「大変じゃないといけないですよね? だけど、まだあんまり勉強しなきゃ、っていう気がしなくて……」と、ここでも大物っぷりを発揮。しかし、女優としての将来はしっかりと考えているようだ。

「最近は映画をたくさん見るようにしてるんですけど、自然な演技ができる女優さんには憧れます」

 最後に将来の夢を聞くと、クリクリした瞳で「コブクロさんが主題歌を歌う映画に出ることです!」と不思議(?)な答えを返してくれた奈子ちゃん。これからの活躍がなんとも楽しみな逸材である。
(門賀美央子/「サイゾー」9月号より)

akanboshojo.jpg(c)楳図かずお・小学館/「赤ん
ぼ少女」フィルムパートナーズ

『赤んぼ少女』
戦争で生き別れた両親に引き取られることとなった美少女・葉子が屋敷で見たものとは……。監督/山口雄大 出演/水沢奈子、野口五郎、浅野温子ほか 配給/日活 シアターN渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開中

水沢奈子
みずさわ・なこ 1993年10月1日、愛知県生まれ。身長158cm。昨年デビュー後、『花より男子2(リターンズ)』(TBS)など、ドラマ、映画、雑誌などで幅広く活躍。9月にはイメージDVDを、11月には写真集を発売予定。

赤んぼ少女

原作コミックはこちらです。

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最終更新:2008/08/18 15:03
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