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緊急続報! 「マジでエロい」中国アダルトエキスポは大盛況!

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 前回(緊急速報!「意外にエロい」中国アダルトエキスポに大潜入!)に引き続き、中国上海市で開催されているセックスをテーマにしたエキスポ、「チャイナ・アダルトケア・エキスポ2008」(通称ADCEXPO 08)の続報をお伝えしよう。

 会場内に出展している多くの企業は、前回お伝えしたようなショーを主催するわけでもなく、地味に商談を行なっている。
china01.jpgダッチワイフに囲まれて商談中の面々

 多くのブースは、家族や従業員とおぼしきスタッフが切り盛りしているようで、まだあどけない若い女性がディルドーの前で手持ちぶさたにしている。

china02.jpgうら若き娘さんがそんなモノを……!

 そうかと思えば、コンドームやディルドーを露天でメロンを売るみたいに、肝っ玉母さんのようなオバサンが売りさばく姿も見受けられた。シリコン製のドールを出展しているブースでは順番待ちの列ができていたので覗いてみると、客がドールの胸をもみしだいて、触り心地を試している。

 目に入るものすべて18禁のグッズだらけだが、最初の頃は、本エキスポに子連れで入場できたのだとか。

china03.jpg胸もみ行列ができていました

china04-.jpgお子様にはまだ早いグッズが山盛り

china07-.jpgハイヒールを手にポーズ♪

 セクシーなヒールやブーツを展示する靴屋の前にいた大学を卒業したばかりだという、上海在住の女性モデルに話を聞いてみた。

 ショーの印象について、彼女は「大げさなことはまったくない。普通の展示会」と淡々と語る。中国人女性のセックス観については「ここ1、2年で急激に変わりつつある」とか。好きな番組が『HERO』という彼女は、日本人と変わることはない。ただし、取材中、彼女を雇ったとおぼしき女性店主が、彼女が余計なことを言わないかチェックしていたので、終始優等生的な回答で面白みはないのだが。

 来場していた一般客の25歳女性は、「昨年も来た。ランジェリーに興味がある」と答えてくれた。このようなショーについて、どう思っているのかと尋ねると、「性についての情報が広まるのはいいこと」と照れる素振りもない。ただし、来場者を見渡すと、やはり圧倒的に多いのは男性客だ。バイヤーも多いが、相当数が一般客らしい。なかには北京から訪れる客もいるとのこと。

 現地でセックスをテーマにした雑誌とウェブを展開中の外資系企業に話を聞いてみると、今回は「昨年に比べて盛り上がりがイマイチ」だとか。理由は、北京オリンピックの開催で当局が敏感になっていて、入場規制をしているとのこと。ただし、数社ほど聞き込んでみると、出展者たちは口を揃えて、毎年、海外からのバイヤーが増え、出展者側のレベルは上がっているという。

 日本からの展示ブースとして、熱狂的に迎えられていた日暮里ギフトのイベントにはAV監督の村西とおる氏が駆けつけて、オーディエンスを湧かせていた。MCが日本語で「もっと脱いで!」と煽ると、オーディエンスが日本語で「脱げ!」「脱げ!」というシュプレヒコールが飛び交う。

china09.jpg会場は熱狂の渦の中へ……

 制服姿に身を包んだ女性3人組が突如、登場。中国系の企業によるイベントだが、まったく説明もなにもなく、そのまま写真撮影に突入。三人組はなにも喋らず、脱ぐこともなく、ただその場にいるだけ。格好はジャパニーズ・スタイルだが、なにを目指しているのか意味不明。

china10-b.jpgこれが中国流の“萌え”でしょうか

china11.jpg売れ筋商品を手にした村西監督と美女軍団

 ショウ全体を通じて思うのは、日中の文化交流を果敢に行なっているのは、外交官ではなく、“性の大使”である日本のアダルト関連企業なのかもしれない。上海は性の貿易港として、現在も洋の東西が粘膜をめぐり交易中であることが確認できた。

(写真・文=小林弘人)

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最終更新:2014/03/03 15:55
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