密かにブーム? ウド鈴木&徳光正行の“熟ドル”対談!(後編)
#アイドル #アダルト #対談
「船は港に着きましたか?」
心に残る熟女とのエロ
――やはり行き着くところは、“母性”だと。
徳光 それはありますね。我々は、観音様の姿をそこに見てるのかもしれません。
ウド 釈迦の掌の孫悟空みたいな感じですよね。僕なんてホントお粗末なんです、Hも会話も。でも“そのままでいいのよ”って、丸ごと受け入れてくれる。
――母性を求めてやまない2人は、究極のマザコン!? もしやお母様が、理想の熟女像に近いとか?
徳光 いえ、ウチは真逆。ストイックで自己管理もバッチリなタイプ。ただ、死んだ婆さんが、だらしない色気ババアでね(笑)。90歳過ぎても、海外土産にディオールの口紅をリクエストするほど。92歳で死んだ時は、死化粧に塗ってあげました。どう見てもオカマみたいだったけど。僕の熟女好きの起源は婆さんに通ずるのかな。
ウド 僕も、母親に対する感情とは違うかな。どちらかといえば、学生の頃に読んでたフランス書院の人妻官能小説の影響かも。毎日必死に本屋で立ち読みしてましたね。まさしく“勃ち読み”(笑)。描写がすごく文学的で、情緒があった。難しい漢字がいっぱいで。
徳光 官能小説限定の漢字検定をやれば、僕ら、かなりの高得点ですよ(笑)。でも確かに、今のAVには情緒のカケラもない。それはAVを観てきた人たちが撮ってるから。熟女モノはもちろん、AVに最も必要なのはストーリー性なんです。ロマンポルノを観てきた人たちが撮れば、AVはもっと面白くなると思う。僕も撮りたいけど、事務所が許してくれない(笑)。
ウド カラみに至るまでや、前後のストーリーはほんとに大切ですよね。そこから漏れ出す感情があってこそ、心に残るエロになる……そういえば僕にも、心に残る熟女とのエロがあったなあ。実は僕、かなり“早い”ほうで。ある熟女の方と交えた時も、速攻で終わったんですね。申し訳ないなーと思ってたら、相手が優しいまなざしで、“うんうん”って背中をさする感じで……。で、しばらく重なった後、下から僕をそっと見上げて「船は港に着きましたか?」って。最初、「は?」と思ったんですが、“あ、僕が船なら、アナタが港なのか”と。
徳光 それでいかりを下ろした(笑)。でも、そういう日本語の表現を持ってるってのがもう深いですよね。いまどきどこの風俗店で、そんな言葉聞けますか? 若いコなんて、すぐケータイいじりだしやがって(笑)。
――確かに。でもそれを感じ取るには、こちら側のイマジネーションも問われそう。
徳光 ええ。熟女との交わりは確実にイマジンです。魂と魂のぶつかり合い。若い子がインスタントラーメンだとしたら、熟女は高級料亭の煮物。使ってるダシがみんな違って面白い。
ウド それもすぐ出てくるんじゃなくて、突き出しやお椀があって、やっと煮物にたどり着ける、みたいなもどかしさ!
――最後に、2人が選ぶ、将来の“熟ドル”有力候補は?
ウド 鈴木京香さんに期待してます。
徳光 成海璃子ちゃんや綾瀬はるかちゃんもいいよね。ちょっとだらしない感じがあって。
――私は卓球の愛ちゃんを推しますね。
徳光 ああ、すでに彼女はいろんなストーリーを背負ってるからね。
ウド 結局、僕がココまで熟女にハマったのは、行き着くところ“人間”なのかなって。熟女の方の“見返りなしの愛情”やその深さに接するたびに、僕の心の琴線がビンビン鳴るんです。
徳光 うんうん。エビちゃんや伊東美咲さんなんて、キレイすぎて、もう記号にしか見えないですもん(笑)。味気ないというか。熟女には、さまざまな人生経験で得た優しさや切なさなど人間味が詰まってる。彼女たちがホンモノの熟女になるには、一度、男に手痛く騙されて、ボロボロに転落するくらいの重苦しい不幸を背負っていただかないと(笑)。
(西尾英子・構成/「サイゾー」7月号より)
徳光正行(とくみつ・まさゆき)
1971年、神奈川県生まれ。タレント。徳光和夫の次男。本誌人気連載「愛のズルむけい地」でもおなじみ。現在出演中の番組は、『TOKYOモーニングサプリ』(MXTV)など。公式HP「まさゆキズム」
ウド鈴木(うど・すずき)
1970年、山形県生まれ。お笑いコンビ「キャイ~ン」のボケ担当。現在出演中の番組は、『~遠隔操作トークバラエティ~ウドで訊く!』(テレビ神奈川ほか)など。
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