トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 社会  > 「人間として考えられない」──『救う会』、加藤発言に厳重抗議へ

「人間として考えられない」──『救う会』、加藤発言に厳重抗議へ

 7日夜の加藤紘一議員による発言に対する波紋が広がっている。

 問題の加藤発言は、2002年に北朝鮮から一時帰国した拉致被害者・曽我ひとみさんら5人を「北朝鮮に戻すべきだった」としたもの(Yahoo!ニュース記事参照)。加藤議員は、当時の日本政府が北朝鮮との約束を反故にし、同国に被害者を差し戻さなかったことに対して批判。現在北朝鮮との対話が進まない原因として、当時の政府決定を問題視した。

 この発言に対し、ネット上は紛糾。

「加藤は人命を外交のカードとして切り捨てるつもりか」「法治国家の立法府に身を置く人間の発言とは思えない」などと、批判的な書き込みが相次いでいる。

 また、『北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会』(以下『救う会』)は8日、日刊サイゾーの取材に応じ、「一両日中にも議員に対して厳重な抗議を申し入れる予定だ」と語っている。

■『救う会』平田隆太郎事務局長のコメント

拉致された被害者を犯人の元に返すべきとは、まったく言語道断。もし本人や家族がその立場でも同じことが言えるのか。議員として、と言うより、人間として考えられない発言だと捉えている。

【関連記事】 金融庁もタヌキ寝入り!? ゆうちょ銀は“政治タブー”
【関連記事】 警視庁のエースも登場! 文科省摘発にビビる文教族
【関連記事】 役人がスパイ活動!? 混迷する永田町に拍車

最終更新:2008/07/28 18:38
ページ上部へ戻る

配給映画