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セクシータレント・Rioの願望 「襲われるよりは襲いたい!」

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 フランスのホラー映画がすごいことになっている。スプラッターあり、グロテスクありのやりたい放題。そんな中、このジャンルにもはやタブーはない! そう確信させる作品が登場した。

「『屋敷女』を観るための心の準備に、2日かかっちゃって(笑)。観た後は怖すぎて、部屋の電気をつけて寝ました」

 “いけにえガール”という凄まじい名前で本作をPRするセクシータレントのRioちゃんは、大きな目をキラキラさせてこう語る。ポルトガル×日本のハーフで、無敵のかわいさを誇る彼女、普段はグラビアを中心に活躍中。この作品だけでなく、キングレコードよりリリースされるホラー映画のDVDシリーズでもキャンペーンガールを務めるが、もともと怖がりなだけに、名実共にいけにえ状態となっている。そんな彼女が絶賛する『屋敷女』は、女の情念の物語。事故で夫を亡くした妊婦のサラは、出産を翌日に控えたクリスマス・イブの真夜中に、見知らぬ女の訪問を受ける。いつのまにか家の中に侵入した謎の女は、大きなハサミを手に大暴れし、辺りは一面、血の海と化す。でもこの作品が優れているのは、単に見る人を怖がらせることだけが目的ではない点だという。

「この映画は主要な役が全部女性ということもあって、観ている途中に感情移入して、いろんなことを考えさせられました。私、映画に限らず、深読みしちゃうタイプなんです」

 ネタバレになるので詳しくは書かないが、確かに「あのシーンは、何を意味していたんでしょうね?」と尋ねると、すかさず自説を展開。怖い怖いと言いつつ、物語を堪能していたご様子。ホラー映画にもぜひ出演したいそうで。

「サラみたいに襲われる役ではなくて、どちらかというと屋敷女みたいな殺人鬼をやってみたいですね。自分が怖がりだから、人をうまく怖がらせることができるかどうか、ちょっと興味があるんですよね」

 意外な答え! だけど、彼女みたいなカワイイ子がある日突然やってきたら、怖いどころか、男はみんなとりあえず歓迎すると思います……。
(兵藤育子/「サイゾー」7月号より)

『屋敷女』
人気ホラー映画専門誌「マッド・ムービーズ」の元記者アレクサンド・バスティロと、新進気鋭の映像作家ジュリアン・モーリーのコンビが贈る禁断のホラー映画。あの『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』で伝説の女優となったベアトリス・ダルが、史上最凶の殺人鬼に! バネッサ・パラディの妹で、本作が初主演となるアリソン・パラディが妊婦サラを熱演。6月21日より、ライズXにて公開。公式サイト

Rio
1986年、東京都生まれ。日本人の父とポルトガル人の母を持つハーフのセクシータレント。おぎやはぎがMCを務める『おねがい! マスカット』(テレビ東京系)などに出演。公式ブログ「Rioの毎日カーニバル」

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最終更新:2008/07/01 12:12
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