トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 「ブルハは馴染めなかった」 歌謡界のクセ者、鼠先輩が語る!

「ブルハは馴染めなかった」 歌謡界のクセ者、鼠先輩が語る!

nezumisenpaimain.jpgコワモテな見た目と、相反して漂う“やらされてる感”は、
まるで新人っぽさゼロなんですが……

 白のスーツにパンチパーマ。そして、グラデーションのかかったグラサン。これが鼠先輩の基本スペックだ。すれ違ったら、迷わず道を譲ってしまいそうな「若頭」風の風貌だが、実は新人ムード歌謡歌手。デビューシングル「六本木~GIROPPON~」では、男の色気があふれ出んばかりの渋~い歌声を披露している。

 「幼少の頃から酒と音楽は好きでね。地元の岡山ではブルーハーツのコピーバンドをやったりしました。歌うのが好きなんで、パートはボーカルで」と、見た目通り「成り上がり」の王道を突き進んできたように聞こえるが……。

「でも、メッセージ性のある音楽が好きじゃなくて。ブルーハーツも結局馴染めなかったんですよね。それでバンドを辞めて、友達のパーティーや誕生会で歌謡曲を遊びで歌っていたんですよ。その時にスカウトの人に目をつけられて、半分騙されてる感じのまま、今に至ります」

 あれ!? 先輩、意外と弱々しい? 実は見た目も、近づいてみるとツッコミどころが満載。ネクタイには「エンポリオ・アルマーニ」と手書き風の文字で書いてあるし、タイピンの真ん中には謎の紋章。「時間が気になって仕方ないんですよ」と漏らしながら、両腕に着けた腕時計を交互にチェックしている。「右腕の金色のほうは中野のドン・キホーテ、左腕の銀色のほうは新宿のドン・キホーテで買いました」と伏し目がちに教えてくれたが、何を狙っているのかサッパリわからない!

 「六本木~GIROPPON~」にはそんな、“理解不能なんだけど、どことなくキャッチー”な鼠先輩の魅力がギュギュッと凝縮されている。ジャケットやPVはムード歌謡色全開なのに、曲自体はチップチューン(ファミコンやPCのゲーム音楽みたいにチープなエレクトロ・ミュージック)にも似ていたり、実はお年寄りからDJまで、幅広い支持を集められそうなクオリティ。

 目標は年末のレコ大新人賞? との問いには「『取れたら面白い』くらいで。とにかく今はお金儲けです」なんて、現金な抱負を頂戴しました。それなら、同じく鼠のミッキーマウスをライバルに、故郷・岡山に「鼠先輩ランド」が作れるくらい、稼ぎまくってください!
(花澤貴大/「サイゾー」7月号より)

『六本木~GIROPPON~』

ぽっぽぽぽぽぽ♪

Amazonで詳細を見る080314amazon.gif

『六本木~GIROPPON~』
鼠先輩のデビューシングル。珠玉のフレーズあふれるムード歌謡の名盤になるであろう一枚。発売前から着うた(R)配信サイト『レコ直♪演歌・歌謡曲』で配信され、4月23日付ウィークリーチャートで10位を記録するなど、話題沸騰中。発売/ユニバーサル ミュージック 価格/1200円(税込) 発売日/6月18日

ねずみせんぱい
1973年4月5日、岡山県生まれ。13歳から歌手を目指し、高校中退後、本格的に音楽活動を始めて20歳で上京。数々のバイトをこなしながらライブイベントに出演するうちに、現在のプロデューサーの目に留まり、6月18日にシングル「六本木~GIROPPON~」でユニバーサル ミュージックよりメジャーデビュー。公式ブログもスタート! 〈プレゼント〉「六本木~GIROPPON~」ポスターを、サイン入りで5名様にプレゼント。ご応募はこちらから。

【関連記事】 倖田なき後はEXILE頼み!? 音楽業界に未来はあるのか
【関連記事】 『男女』ヒットはニコ動のおかげ!? EMIが語る新しい販促のカタチ
【関連記事】 レコード会社を救った宇多田ヒカルの義侠心と移籍のウワサ
【関連記事】 唯一無二のアイドルテクノポップPerfumeの魅力を堪能せよ!!

最終更新:2008/06/27 09:03
ページ上部へ戻る

配給映画