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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 映画『シティ・オブ・メン』試写会に10組20名様をご招待!

映画『シティ・オブ・メン』試写会に10組20名様をご招待!

com_top.jpg地獄を生き抜くには 銃か 友か──

 その、あまりにソリッドな絶望──暴力とドラッグに支配されたリオデジャネイロ・ファヴェーラの現実を一遍のフィルムに焼き付け、世界中から激賞を浴びた『シティ・オブ・ゴッド』から5年。フェルナンド・メイレレスのチームが再び結集し、“神の街”のもうひとつの側面を描き切った。『シティ・オブ・メン』で監督を務めたのは、メイレレスの盟友パウロ・モレッリ。前作以上の衝撃、もうスクリーンから目を反らすことなどできない。

 公開に先駆けて、日刊サイゾーから『シティ・オブ・メン』特別試写会に10組20名様をご招待させていただきます。詳細ならびに応募方法はこちらから。



『シティ・オブ・メン』
8月9日(土)より、渋谷シネ・アミューズほか全国ロードショー
配給:アスミック・エース
©2007 O2 Cinema Ltda. All rights reserved.

試写会ご招待の詳細

日刊サイゾーでは映画『シティ・オブ・メン』の特別試写会に10組20名様をご招待させていただきます。日時、会場をご確認のうえ、下記の応募フォームよりご応募ください。ご応募の〆切は7月4日(金)23時59分とさせていただきます。なお、当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

・日時
7月23日(水)
18:30開場/19:00開映
(上映時間:1時46分)

・会場
サイエンスホール
(東京都千代田区北の丸公園2-1 科学技術館地下2階)
ご応募はこちらから!応募は締め切りました。

ストーリー

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 ブラジル、リオデジャネイロ。貧困、麻薬、暴力、銃犯罪が溢れかえるスラム街を人々は「ファヴェーラ」と呼ぶ。リオ独特の傾斜地の不法占拠された一帯には、600以上のファヴェーラが存在し、ワケありで貧しい生活を強いられる100万もの人々が暮らしている。そこは情熱的で陽気にも見える生活とは裏腹に、残酷で荒々しいエネルギーに溢れている。

 デッド・エンド・ヒルと呼ばれるファヴェーラの丘で幼い頃からともに育ってきたラランジーニャとアセロラ。本物の兄弟のように強い絆で結ばれた2人が同時に18歳を迎える頃―――
アセロラは今では妻となったクリスをたった1度のセックスで妊娠させてしまい、息子・クレイトンの父親となった。18歳になったばかりのアセロラにとって予期していなかった生活は苦しく、妻は生計を立てるために遠く離れたサンパウロへ働きに出ることになった。幼くして父を亡くした彼にとって、2歳の息子を育てることは非常に厳しかった。一方、生まれてすぐ父親に捨てられたラランジーニャは、父親の顔さえも知らないまま18歳になろうとしていた。恋人のカミラとの関係に満足しつつも、日ごとに増していく父親に対する想いを抑えきれず、アセロラと共に父親を探すために動き始める。

 街中のあらゆる人々に聞き込みをするも、なかなか父の消息を知っている人は見つからない。しかし、ある男から父親の名はエラウドで、15年前にステーキ店で起こった“ボイ・ブラヴォ事件”で現在仮出獄中であることを聞く。その事実を知り、半ば諦めそうになったラランジーニャだったが、アセロラに誘われて共に保護観察官事務所を訪ねる。初めて会った念願の父親・エラウドはラランジーニャを冷たくあしらい、アセロラに対しては必要以上に避けようとする。突き放されてもどうしても父親と一緒に過ごしたいラランジーニャは、ひとり父の家を訪ねる。

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 ラランジーニャの従兄であるマドゥルガドは、デッド・エンド・ヒルのボスで、3年ぶりに“下界”に戻ってきた。死にたくなるほど暑い太陽の下、丘の頂上で手下たちと集まっていた彼は、暑さに耐えきれず丘のふもとの海に向かう。マドゥルガドがビーチに降りてくるだけで物凄い数の手下が護衛についてくる。副官ネファストは部下たちに見張りにつくように配置を指示する。マドゥルガドは一人海を独占し、他の誰一人として泳ぐことを許さなかった。そのマドゥルガドのワンマンで傲慢な態度と手下への扱いにネファストは苛立ちを強く感じる。そんなある日、手下の1人フィエルが窃盗の現行犯で警察に挙げられ、仲間を裏切ったことがバレてしまう。マドゥルガドは「世の中では1度で学ぶ者、2度で学ぶ者、決して学ばない者がいる。お前は決して学ばない」と、フィエルを殺すようネファストに指示を出す。ラランジーニャは、兄フィエル死に打ちひしがれるカミラを慰め、2人の関係は深まっていく。

 いつものようにアセロラが仕事をしていると偶然、フィエルを目撃してしまう。フィエルは死んだはずなのに実は生きていた。フィエルはマドゥルガドからデット・エンド・ヒルを奪うためネファストと裏で組み、襲撃に備え仲間を集めていた。アセロラは目撃したことで命を狙われる危険を感じつつも、フィエルを目撃したことをラランジーニャだけに告げる。誰にも言うなと口止めされたラランジーニャだったが、フィエルの妹である恋人のカミラに伝えてしまう。そしてフィエルを通じ、アセロラがしゃべりまくっているという情報がネファストの耳に入ってしまう。

 マドゥルガドに気付かれる前にネファストはデッド・エンド・ヒルを奪おうと攻め込んだ。不意をつかれ攻め入られたマドゥルガドは、デッド・エンド・ヒルからスモーク・ヒルへと逃げ身を隠す。抗争に巻き込まれたアセロラは仕事もクビになった上にネファストに命を狙われ、寝場所すらなくなってしまった。そんな彼を受け入れてくれたのはマドゥルガドだった。マドゥルガドたちは武器を手に入れ、デッド・エンド・ヒルを取り返すために着々と準備を進めていた。そこでアセロラはマドゥルガドから、“ボイ・ブラヴォ事件”で服役していたラランジーニャの父親が殺したのは、自分の父親だという衝撃的な真相を聞かされる。

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 ギャングの仲間になってしまったアセロラを迎えにラランジージャはスモーク・ヒルへとバイクを走らせる。しかし、ラランジーニャを信じられなくなったアセロラは、「お前の親父は俺の父親を殺した」「誰を殺したのかオヤジに聞いてみろ」と怒りをあらわにラランジーニャを追い返す。自分の父親たちの真相に驚いたラランジーニャは、家に帰ると父親のエラウドに真相を問い詰める。「アセロラの父親を殺した?」

 「丘をこの手に取り戻そう!」デッド・エンド・ヒルを取り戻すためのマドゥルガドの反撃が始まった。父親の口から真相を聞いたラランジーニャは激しい銃撃戦を潜り抜け、命懸けでアセロラを助けに向かう。「ここから逃げよう」というラランジーニャに銃を突き付け、「一体誰のせいで俺はここにいるんだ?」と言い放つアセロラ。
そして、2人は銃を挟んで向かい合う……。

ご応募はこちらから!応募は締め切りました。

最終更新:2008/08/19 16:25
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