川淵退任まであと1カ月 JFAの驚くべき人事案!
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日本サッカー協会・川淵三郎会長の7月末の退任まで、残すところあと約1カ月に迫った。川淵会長が名誉会長に繰り上がるのはもはや既定路線だが、やはり気になるのは後継者の次期会長。名前が挙がっているのは釜本邦茂氏、大仁邦彌氏、鬼武健二氏(すべて副会長)といった面々だが、後継者争いはすでに決着済みという話が流れている。
「5月15日に開かれた理事会では、後継者をめぐる具体的な人物名は出ませんでした。ただ、同月末、川淵会長が、現在Jリーグチェアマンも兼務している鬼武さんを呼び出し、次期会長として内定を言い渡したそうです。同氏は、川淵会長の早稲田大学時代の3年後輩で、まさに子飼い。“川淵院政”を徹底化するために、最適の人物というわけです」とJFA関係者は語る。
では、鬼武氏が協会会長となった後のJリーグチェアマンには、誰が就任するのだろうか? 川淵会長にしても、元はJリーグチェアマン。後継会長の最右翼ポストである。
「犬飼基昭氏です。7月以降、サッカー界から離れるという記事が、3月初めにスポーツ各紙で報じられましたが、あれは誤報。川淵会長との確執が原因で協会を辞めるという話もまことしやかに流れていましたが、川淵会長も同氏の手腕を認めているんです」(同)
犬飼氏といえば、元欧州三菱自動車取締役社長にして、浦和レッズをビッグクラブにまで一気に築き上げた豪腕の持ち主。川淵会長とは反目の間柄と見る向きが多かったはずだが……。
「協会内の人材不足に川淵会長も困り果てているというのが実情。『俺の跡を継げる奴はいない』と川淵会長は口癖のように言っています。そこで、犬飼さんの力が必要になってきたんです。鬼武さんが1期2年の会長職をまっとうした後、犬飼さんが会長に就くという筋書きまでできていますから」(同)
でも、結局、それって川淵サンの描いたシナリオ。いつまでたっても“川淵の呪縛”からは逃れられないってことじゃないの?
(編集部/「サイゾー」7月号より)
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