謎の集団“7人のケンシロウ”が渋谷タワレコを占拠する!?

こんなケンシロウ、初めてです……。

　「あべし！」「ひでぶ！」──荒廃を極めたデストピアに死屍累々を築き上げたあのケンシロウが、なんと渋谷タワレコを占拠するとの情報をキャッチした。予告日時は7月7日午後7時、しかもやってくるのは……え？　ケンシロウが7人!?　ってことは、北斗七百裂拳!?　うむむむむ、いったいどうなってしまうのか……。

©武論尊・原哲夫／NSP 1983
©北斗の拳25周年／7Artist 2008

　人気コミック『北斗の拳』連載開始から25周年を記念して、7人の世界的アーティストが「ケンシロウ」ら北斗四兄弟のリデザインを発表することが明らかになった。

　この「7ArtistトークLIVE」が開催されるのは来月7日の午後7時。タワーレコード渋谷店に『北斗の拳』の生みの親である漫画家・原哲夫と7人のアーティストが一堂に会し、それぞれの作品の発表とともにインタビューなどのイベントも行われる。

　参加方法は、本日20日よりタワーレコード渋谷店でDVD『真救世主伝説　北斗の拳　ラオウ伝　殉愛の章　限定版』、『真救世主伝説　北斗の拳　ラオウ伝　殉愛の章　通常版』のいずれかを購入すると、先着順で入場券が配布される。DVD1点につき1枚の入場券で、DVDは一度に2点まで購入できる。このイベントに参加できる人数は限られており、入場券の配布はなくなり次第終了となる。

【参加アーティスト】

キタイシンイチロウ（DEVILROBOTS）
「かわいいけどちょっぴり毒がある」キャラクターをデザインするキタイシンイチロウ氏を中心としたクリエイター集団、DEVILROBOTS。代表作『トーフ親子』はフィギュア・ＴＶアニメで多くのファンをつかむ。その他日の目を見ていないキャラはゆうに300を越える。グラフィックでは、 DREAMS COME TRUEやGLAYをはじめとしたアーティストのツアーグッズ、アパレルブランドのカタログ・ウェア・ロゴ制作等を手がける。キティやガチャピンとムックなどのコラボレーション作品も数多く発表している。

井上文太（いのうえぶんた）
画家井上隆保・アーティスト井上文太のダブルネームで活動。画家・金子國義に師事した後、刺青、日本画、ファションなどを学ぶ。2000年Levi’s の世界的なプロモーションに於いてアジア代表として各国で発表した作品がTATTOOジーンズの先駆けとなる。またK-SWISSや、SONY、セキグチ、DRESSCAMP、ipodなど商品におけるTATTOO Projectsを展開する。また一方で井上はL’Arc～en～Cielのhydeの刺青など彫師としての顔も持ち、ぬいぐるみから肉体に至る全てのものに「描く絵師」として二つの名前で自由奔放に活動する。

広瀬総士（ひろせそうし）
ライトノベルの挿絵やカードイラスト、ゲームキャラクターグラフィックスなど幅広く活動しているイラストレーター。代表作に『三国志大戦』（セガ）や『KaNa～哀～』（爲我井徹：著）、オンラインMMORPG『REDSTONE』など。また、バンタン電脳ゲーム学院ではキャラクターデザイン講師を勤める。彼の描いた女性キャラクターはカードゲームで圧倒的な人気を誇る。

マッドバーバリアンズ
サイトウカツヤとイトウマスミからなるイラストデザインユニット。2000年結成し「MAD,POP,ROCK,CUTE,おバカ」をコンセプトに、キャラクターを中心としたデザインワークで広告・フィギュア・グッズ・ウェア・CDジャケットに至るまで幅広く活動。オリジナルフィギュア『GusCurry＆Spice』(TOY2R/WONDERWALL)で一躍世界的に注目される。ウェアブランド『PUKU-MAD』も展開中。

文原聡
CGアニメ『The World of GOLDEN EGGS』のクリエイティブディレクターとして全編の監督を務める。同アニメは、CSのキッズステーションやMTVJAPANなどで放映され、その独特の絵柄と登場キャラクターの掛け合いで、人気沸騰。日産「NOTE」、NEC「LaVie A」等多くの企業コラボレーションのほか、英検のPRキャラクターともなる。

Urata　Spancall
『ダウンタウンのごっつええ感じ』DVDBOX のキャラクターデザインやオープニングアニメーションを製作。ファッションブランド『DIESEL』『candy stripper』『BEAMS BOY』とのコラボレーションのほか、バンド、JET機 『JETOY’S LAND』のCDジャケット、PV制作など作品の展開は多岐に渡る。アメリカ・ポートランドやブラジル・サンパウロでの展覧会、プラハやポルトガルでのアニメーション上映会など海外でも活動中。

天明屋尚 （てんみょうや ひさし）
レコード会社でアートディレクターとして勤務後、現代美術家としての活動を開始。日本伝統絵画を現代に転生させる独自の絵画表現“ネオ日本画”により、絵筆で闘う“武闘派”として国内外で活躍。日本人で唯一人「FIFA2006ワールドカップ公式アートポスター」を制作する。松本人志第一回監督作品『大日本人』では大日本人のデザインを担当している。

　上記アーティストの作品は北斗の拳☆生誕25周年記念サイト 7ARTISTで閲覧できる。

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