レコード会社を救った宇多田ヒカルの義侠心と移籍のウワサ
#音楽 #宇多田ヒカル
3月19日に発売されたアルバム『HEART STATION』が久々にミリオンを記録し、5月21日にリリースした新曲『Prisoner Love』も累計150万ダウンロードを突破。200万ダウンロードも時間の問題と言われてる宇多田ヒカル。相変わらず国内ミュージックシーンのトップを走り続けているが、このヒットに誰よりも胸を撫で下ろしているのが、宇多田の所属するレコード会社『EMIミュージックジャパン』なのだという。
宇多田や松任谷由美らが所属するEMIは昨年6月に親会社だった東芝が株を手放し、『東芝EMI』から組織変更したばかり。これを機にEMIには、身売り、もしくは消滅の危機が襲った。
「昨年の暮れになって、大手外資系のレコード会社『ワーナーミュージック』と『ユニバーサルミュージック』が国内のレコード会社を買収するという情報が飛び交ったんです。候補に挙がったのが『コロムビアミュージックエンタテイメント』とEMI。しかし、コロムビアは親会社の『リップルウッド』がかなり高い値段を挙げたために、話は立ち消えになったんです」(音楽ライター)
残ったEMIには身売り説と同時に、宇多田の移籍の噂も流れた。
「噂が飛び交ったときに、宇多田は内部の人間に『絶対移籍しない』とはっきり言っていたそうです。宇多田は言葉だけでなく、売り上げでそれを証明した形ですね」(EMI関係者)
新曲はアルバムの収録曲で、ドラマ『ラスト・フレンズ』(フジテレビ)の主題歌。ドラマの高視聴率もセールスを強力に後押ししている。
「宇多田の活躍でひとまずEMIは救われましたね」(大手レコード会社幹部)
外資の圧力によって再編を迫られる国内レコード業界を救ったのは、アメリカンスクール出身の宇多田が発揮した意外な義侠心だった!?
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)
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