サッカー界ますます迷走!? 川淵三郎会長、院政にむけ本格行動
#サッカー
今年7月で任期満了となり、退任が決定している日本サッカー協会(以下、JFA)・川淵三郎会長。3期6年の長期政権もついに終わりを迎えるのかと思いきや、ここにきて、“院政への下準備”がいよいよ表面化しているという。
「今月15日にJFA理事会が開かれ、7月の会長改選にむけた『次期役員候補推薦委員会』が設置されましたが、その委員長となったのは川淵氏。つまり、川淵氏が推薦した候補者でなければ、会長には就任できない。次期会長の人事権を現会長が握っているなんて、まさに茶番ですよ。同氏が委員長になったことに対し、理事会内では反発の声もあがったみたいですが、黙殺されました。会長退任後、名誉会長就任という筋書きは間違いないでしょう」とスポーツ紙記者。
また、一方ではこんな話も出てきている。『JFAこころのプロジェクト』なる企画をご存知だろうか。引退した選手が学校の教室を訪れ、夢を持つことの大切や生き方を子どもたちに教えるというもの。たしかに素晴らしい企画ではあるが、同プロジェクトさえも、川淵氏の権力の道具になってしまうのでは? と危ぶむ声もある。
「『こころのプロジェクト』は川淵さんの鶴のひと声によって、06年から発足しました。ただ、近々、同プロジェクトがJFAから独立し、NPO 法人化するという話が持ち上がっています。そのNPO法人の会長の椅子には、当然、川淵さんが座る予定。これでは、院政どころかますます影響力を強めるばかりではないかと言われています」(JFA関係者)
まさに「老醜」という言葉がピッタリ当てはまる。川淵氏が日本サッカーの礎を築いたのは誰もが認めるところ。だからこそ、晩節を汚すことなく、潔くサッカー界から退いたほうがよいのではないだろうか?
(編集部)
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