トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > やっぱり休刊決定! 「『ヤングサンデー』休刊を検討」の真相

やっぱり休刊決定! 「『ヤングサンデー』休刊を検討」の真相

youngsunday.jpg「ヤングサンデー」5月15日号

 今月19日、各メディアにおいて「小学館が『ヤングサンデー』の休刊を検討」との一報が打たれた。『1ポンドの福音』や『海猿』、最近では、『Dr.コトー診療所』や『クロサギ』など、映像化された人気作品が多数連載されていたが、下げ止まらない部数を受けてか、同社広報部は「将来を見据えた経営判断に基づき、今後のあり方を検討している。休刊も視野に入れているが、最終的な決定には至っていない」と各紙にコメントしている。

 質の高い人気連載を抱えるもものの、群雄割拠の青年マンガ誌界において、「『ヤングサンデー』の発行部数は約19万部、実売はその5~6割程度」(事情通)と言われるように、かなり厳しい数字だったようだが、それは“検討”に留まらなかったという。前出・事情通が続ける。


「実は、“検討”ではなく、“休刊”ということでほぼ決まりだという話です。というのも、最近行われた小学館上層部らによる会議で“『ヤングサンデー』は今秋に休刊”ということで決定されたようですね。上層部の間では、採算の合わないマンガ誌を精査する方向性で、当初は『ヤングサンデー』と『ビッグコミックスピリッツ』のどちらかを休刊させる予定で、結局『スピリッツ』を取ったようです」

 87年に創刊され、数々の名作マンガを生んだ同誌の休刊を悲しむ声も多いだろうが、これらの話に対し、小学館広報部は「先日コメントした通りです。まだ検討中で何も決まっていません」とコメント。個人的には『イキガミ』(間瀬元朗)が一番好きでした!
(編集部)

【関連記事】 10年連続でマイナス成長!!お先真っ暗!?なマンガ産業研究
【関連記事】 ギャラは“●●代”相当? 元編集が語るコミックガンボ休刊の内幕
【関連記事】 「ジャンプスクエア」に名を連ねる予定だったアノ大物マンガ家
【関連記事】 現役編集者が怒りの提言「権利ビジネスに頼るな!!」

最終更新:2008/06/06 18:54
ページ上部へ戻る

配給映画