話題の海外ドラマDVD『BONES』の宣伝マンは、まさに粉骨砕身!!
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捜査のキーとなるのは事件現場に残された“骨”。科学捜査、心理分析……、クライム・サスペンスのモチーフは数あれど、徹底的に“骨”にこだわった『BONES』ほどユニークな設定のドラマには滅多にお目にかかれない。しかし、「本作の魅力はそれだけじゃありません!」と、20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンの“名物宣伝マン”鈴木章公氏は吠える。
「捜査でコンビを組む、法人類学者ブレナン博士と、FBI捜査官ブースの関係性も見どころです! 『事実がすべて』という学者思考で鼻っ柱の強いブレナン博士が、捜査上でぶつかり合いながらも、マッチョで昔気質な捜査官のブースに惹かれていく。そういったやりとりがドラマのなかに随所に出てくるので、そこも見逃してほしくないですね」
そうアツく語る鈴木氏、作品世界をより深く理解するために、アメリカ取材に行ってきたという。
「撮影現場を見学したんですが、解剖台の上には骨と死体がゴロゴロしていて(笑)。もちろん本物ではないですが、まさに『BONES』の世界に迷い込んだ気分。この作品が醸しだすリアリティを実感できましたね。主演の2人にも会いました。ブレナン博士を演じているエミリー・デシャネルは役柄とは正反対に、笑顔が素敵で、すごくチャーミングな人。目隠しをして、人骨を元通りにしてもらう“福笑い”をやってもらったりして(笑)。一方、ブース役のデイビッド・ボレアナズは、見た目通りのマッチョなアメリカン。彼はPeople誌が選ぶ『最もセクシーな男たち』にもリストアップされたりしているほどなんです」
ってマジメな顔でアメリカ取材の模様を語っているけど……。鈴木さん、その格好! なんで白衣に金髪のヅラなんですか!?
「気づくの遅いですよ! 僕自身がブレナン博士になりきってコスプレしてるんです。そのくらいの気持ちじゃなきゃ、宣伝マンは務まりません! 『BONES』のためなら、骨身をけずって、骨を砕いて、宣伝していくつもりです!!」
さすが名物宣伝マン、気合いが違う! 鈴木氏の身を挺した行動に胸を打たれた読者諸君、『BONES』の世界観を骨の随まで味わってみようじゃないか!
(編集部)
『BONES─骨は語る─』
2005年に全米FOXチャンネルでスタートするや、即座に人気が沸騰し、現在アメリカではシーズン3が放映されている超人気ドラマ。“骨”から事件の謎を紐解いていくという、巷にあふれるクライム・サスペンスとはひと味違った設定、キャラクターの人間関係を重視した巧みなストーリーテリングに思わず引き込まれる。DVDコレクターズBOX1が好評発売中(6月6日 BOX2発売)。価格/各1万290円(税込) 発売元/20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン(C)2008 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 公式サイト
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