ピン芸異種格闘戦「苦肉祭」は、“熟れてる”芸人が大集合!
#お笑い #イベント
同じような芸人があふれ、わかりやすい瞬間芸が大量消費される。そんな状況に食傷気味という人に、ぜひ見てほしいお笑いライブがある。その名も「苦肉祭」。規格外の芸人が百鬼夜行のごとく集まっているというのだ。
「出場する芸人に課せられたルールはひとつ。たった1人で舞台に立つことです。コンビでもトリオでも、結局、試されるのは“個”。野武士のような連中が集まって、自分の技を磨いています」
芸人にして「苦肉祭」主催者・大本営八俵は、そう語る。
実は、彼自身も、オフィス北野に所属する漫才コンビ・米粒写経として活動。ピン芸を披露する際、大本営八俵と名乗り、軍国漫談を持ちネタとしている。彼以外の出演陣としては、“最強のカルト芸人”こと殿方充、観客も楽屋も煙に巻くヘブリスギョン岩月など、既成のお笑いを壊さんばかりの勢いのある芸人たち集まっている。
「『エンタの神様』(日本テレビ)のスタッフが偵察に来たことがありましたけど、顔をしかめてすぐ帰ってしまった(笑)。ただ、売れてはいないけれど、“熟れて”はいる面々です。まあ、安いドリアンみたいに、とてつもなく臭いし、見た目もグロテスクかもしれない。でも、食べてみないと、味はわからないでしょう。ライブは、飛び入り、トラブル、猛歓迎! 苦肉祭は、芸人とお客さん、お互いにとって笑顔の修羅場なんです」
お笑いに対する、愛と怒りと情念が入り交じったカオスを体感するべし!
(黄 慈権)
『苦肉祭』
毎月29日、“中央線最後の秘境”中野ハルコロホールにて開催されているお笑いライブ。キャッチフレーズは“戦後最大のミニライブ”。ピン芸であれば、漫談、1人コント、落語、下ネタなんでもアリ。芸人たちの戦いのステージと化している。
大本営八俵/米粒写経・居島一平
「苦肉祭」主催者。学生時代から相方のサンキュータツオと漫才コンビとして活動。98年、浅草キッド自主ライブ「浅草お兄さん会」でデビュー。「芸人になろうと志したわけでもないのに、気づいたら芸人になっていた」と語る、ナチュラルボーン芸人。公式サイト
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