日経新聞 社説でJASRACを皮肉る
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ネットで何かと悪者にされがちな、著作権管理団体JASRAC。ときには“カスラック”などと揶揄されることもありますが、先日、放送社と結託して同業者の参入を阻害しているとして、ついに公正取引委員会が捜査に踏み込みました。そのニュースを取り扱った、日経新聞のコラムが話題。続きは以下より。
紙面のコラム「春秋」内で、コラムニストが秋川雅文さんの「千の風になって」を引用しようとし、「おっと、ここは用心しなければならない。音楽は著作権で守られ、曲も詞も使うには制約がある。それを管理して使用料を徴収しているのが日本音楽著作権協会(JASRAC)だ。方々に目を光らせ、ちょっとコワモテである」と書き、ネットを中心に反響を呼んでいます。さすがは天下の日経新聞。相手に萎縮していると見せかけつつも、小ばかにしている様が見事です。
>>ネット語が生んだネット語
ネットで最近流行りつつある言葉が、「~~ですね、わかります」。主にニュース記事などに対して、その裏に隠された事実を自分だけは知っているというような文脈で用いられます。ネット初心者がよく使うフレーズを元にした、「こうですか?わかりません」をもじって生み出された言葉だそうです(ニコニコ動画で人気のゲーム「THE IDOLM@STER」の登場キャラクターのセリフという説も)。以前からネットで流行している言葉をいくつか紹介してきましたが、最近はそれらの言葉をもじって新しい言葉が生み出される、という現象が増えてきているようです。たとえば、3月の本記事でお送りした「ゆっくりしていってね!」に対しては、「ゆっくりしていった結果がこれだよ」という、シビアな現実を表す言葉が生み出されました。
>>もはや人間? 初音ミクの神調教
今や説明の必要がないくらいネットに浸透した、女性の歌声を合成する音楽ソフト「初音ミク」で、新たな神動画が投稿されました。「【初音ミク】PROLOGUE 【ぼかりす】」と題されたこの動画は、これまでの多くのミク動画とは異なり、人間のようにとても自然な歌声で歌い上げることで話題に。どうやら「ぼかりす」(正式名称は「VocalListener」)という新技術を使って作成されたようですが、あまりの生々しさに驚きです。その他にも、初音ミクの亜種である「重音テト」というボーカロイドも、じわじわ人気を集めつつあるようです。
>>Perfumeバカ売れで呼吸困難?
新アルバムがオリコンのウィークリーチャート1位を獲得した、テクノポップユニット・Perfume。今回の大ブレイクで、テレビやラジオなどでのプロモーション活動に大忙しのようで、現役大学生としてもがんばる彼女たちは「ヒーヒーのフーフー」状態(あ~ちゃん談)だそうです。ネットユーザーにもファンの多いPerfume、さっそくこの独特のフレーズもブログなどで真似され始めています。皆さんも、仕事や勉強でいっぱいいっぱいになったとき、使ってみてはいかがですか?
>>その他の注目新キーワード
女陰陣 ネト充 IKUZO クッキーはデリシャスなデリカシー 検索避け 遺憾の意を表明 パンダ外交 不可視学生
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(協力:山田聖裕氏@はてな)
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