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「深夜ドラマ番長」に聞く! 『週刊真木よう子』のつくりかた

20080502_makiyouko1.jpg(C)週刊真木ようこ製作委員会

 いまさらだが、女優・真木よう子がアツい! 『月刊真木よう子』(新潮社)の完売&オークション高値取引や、深夜ドラマ高視聴率記録を打ち立てた『SP』(フジテレビ)での紅一点の女性SP役など、25歳の遅咲きながら、ここにきてさまざまな伝説を築きつつある彼女が、なんとこの春からひとり12役のドラマ主演に挑戦中であることを、諸君はご存じだろうか?

「よう子ちゃんが19歳とかハタチの頃、舞台で見かけて、これはすごいなって思って。そしてずっと頭の中で、彼女主演のドラマの妄想企画書を書いてたんです(笑)。それが、結構そのまんま形になった感じですね。『よう子ちゃんと彼女に群がる男たち』というか」

 『週刊真木よう子』──山下敦弘、タナダユキ、三浦大輔、三木聡、井口昇、宮崎吐夢……多少なりとも映像や舞台に関心がある人間ならひっくり返るような豪華スタッフが結集して贈る、このオムニバス・ドラマを取り仕切るのが、この男、人呼んで「深夜ドラマ番長」大根仁氏である。

20080502_makiyouko2.jpg演出を手がける大根仁氏

「いえいえ、みんな『すごいメンツだ』って言ってくれるんですが、僕としては普段から付き合いのある、面白い人たちに声をかけていった感じなんです。僕は才能のある人間を見つける才能だけは、あると思いますからね」

 それにしても「真木よう子」の何がこの男を、そしてその仲間たちを、ここまで夢中にさせているのだろうか。

「それは彼女に『今ドキのウマくやれてる芸能人っぽさ』がないところでしょうね。彼女を撮っていると、役者バカというか、昔の女優さんみたいに、いい意味で役の中でしか生きられない感じが伝わってくるんです」

 そう穏やかに語る大根氏だが、最後にこう息巻いた。

「深夜ドラマブームですか? 僕には業界をどうこうしようなんて野望はないですけど、現在の23時台の深夜ドラマの内容は、僕からすればみんなゴールデンですよ(笑)。だから、本当の深夜ドラマにしかできない、面白いことをやりたいですね。童貞だった高校生の頃の自分に響くような作品を作って、今の童貞たちに、交通事故に遭ったような衝撃を受けてもらえたら」

 刺激の足りない毎日を送っている読者諸君は、深夜の交通事故を期待して水曜日を待て!
(宇野常寛)

『週刊真木よう子』
映画、ドラマ、演劇……各界のトップクリエイターたちが、主演「真木よう子」を「しばり」に、ラブストーリーあり、コメディあり、ホラーありで競作する1話完結のオムニバス・ドラマ(全13話)。主題歌は、スチャダラパーのSHINCOプロデュースで真木よう子本人が歌ってます! 毎週水曜日深夜1時20分~同50分、テレビ東京ほかにて放送中。(放送時間は局によって変動あり)
関連リンク: 週刊真木よう子/StarChild 週刊真木よう子/テレビ東京

おおね・ひとし
1968年、東京都生まれ。演出家。オフィスクレッシェンド所属。堤幸彦らと共に『TRICK』等の深夜ドラマに参加。現在の深夜ドラマブームの立役者のひとり。本作では、総合演出としてだけでなく、監督・脚本としても参加している。代表作は『演技者。』シリーズ(フジテレビ)、『30minutes』シリーズ(テレビ東京)など。

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最終更新:2008/05/07 12:00
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