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天才・ジャニー社長のネーミングセンスにかげりが!?

 デビュー候補生として知られる「ジャニーズJr.」だが、その中には多くのミニユニットが存在している。このミニユニット、ジャニー喜多川社長のひらめきにより、グループ名が変更したり、メンバーが入れ替わったり、はたまたある日突然消滅するなど変幻自在。どうやらジャニー社長自身、誰がどのグループに所属しているのかきちんと把握していないようで、2~3コのユニットを掛け持ちしているJr.がいたり、テレビや雑誌で1回しか紹介されずに消えるユニットも無数にあるのだ。

 そう考えればかなり適当なものだが、それでも、場合によってはKAT-TUNや関ジャニ∞のようにそのままデビューに結びつく可能性もあるため、誰が、どんなグループに所属するかはファンにとってかなり重要なポイントである。

 それにしても秀逸なのがジャニー社長の命名センス。4月18日、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)の放送直前に誕生した「高木雄也と中間たち」は、ドラマ『ごくせん3』(日本テレビ)で生徒役を演じる高木雄也、 中間淳太、 桐山照史の3人をメインに結成されたもの。他局で『ごくせん』等の言葉を使って番宣をする訳にはいかないということで、急きょ考えられたユニット名らしいのだが、「ドラマの挿入歌をソロで歌う高木クンがメインになるのは仕方ないとしても、桐山クン=“たち”ってどういうこと!?」と悲痛なファンの声も。結局、このユニットは、この日一日限りのものらしいのだが、いちばんホッとしているのは桐山本人かもしれない。

 その他、関ジャニ内にある「OSSaN」は、ある関西系の番組で関ジャニ∞・横山裕の「よこちょ」というあだ名が話題になり、「よこちょってあだ名、おっさんやん」と突っ込まれたところを放送で見て“おっさん”という響きを気に入ったジャニー社長が、「YOUたち、新しいグループ作っちゃいなよ」というノリで結成されたもの。メンバーは「もしデビューできるなら名前は変えたい……かも」などと話していたが、人気どうこうというよりも頭文字が「OSSaN」になるようにムリヤリ作られたため、メンバーが辞めるなどして現在は3人になってしまい、今後活動が続くのかどうか心配されている。

 また、同じく関西の「ムエタイ向井ブラザーズ」はタイ人の母を持つハーフの兄弟。タイでムエタイをしていたところをジャニー社長にスカウトされたらしいのだが、実のところ兄弟が好きなスポーツはムエタイではなくテニスなんだとか。この名前ゆえに、コンサート等にパンツ1枚のムエタイスタイルで登場させられる機会も多く、なんとも辛いところだ。
 
 相変わらず、ジャニー社長の頭の中は他を寄せ付けないアイディアの宝庫。だが、一部からは「ここ数年、ジャニーさんのアイディアも枯れつつあるのでは?」との懸念も。

「Hey! Say!JUMPやHey! Say! 7 West(※関西Jr.内のユニット)に使われている『Hey! Say!』ってフレーズは、光GENJIが平成元年に発売したアルバムのタイトルと同じ。また、先日マッチと組んでCDを発売したバンドのQuestion?は、クエッションというカタカナ表記で76年にバンドグループが存在しています。これらのフレーズをよっぽど気に入っているのかもしれませんが、ジャニーさんのことだから、以前使ったことを忘れちゃってる可能性の方が高そうですよね(笑)」(ジャニ-ズウォッチャー)

 まぁ、こんな適当さ加減も魅力のひとつ!? 今後もさまざまなひらめきで私たちを楽しませてほしいものだ。

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最終更新:2013/02/04 19:30
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