ジュニアアイドルが語るTバック 学校、友達、恋のこと(前編)
#アイドル #事件 #オタク
低年齢化、過激化が非難の的となって久しい、ジュニアアイドル業界。いまや、これまでタブーとされてきた小学生女児によるTバックさえ珍しくなくなり、より「いやらしく」見えるよう“創意工夫”がなされた写真集・DVDが量産され続けている。この流れに対する当局の“警告”なのか、昨年10月には、ジュニアアイドル系出版社から逮捕者まで出た。
そこで本稿では、芦澤七海(12歳、小6)、斉藤みのり(12歳、小6)、山田レイナ(10歳、小4)という3人の小学生ジュニアアイドルに登場してもらった。芦澤七海、山田レイナは水着でのグラビア活動も行っているものの、Tバックなどの過激な水着は着たことがなく、斉藤みのりに関しては、映画などで演技の仕事を中心に活動しており、そもそも水着の仕事は経験がない。
「過激路線」とはまた違った立ち位置にいる彼女たちに、過激な活動をする同年代の女児たちに対する思い、さらにはこの業界そのものに対する意見を聞く一方で、彼女たちはどのような日常生活を送っているのかについても、赤裸々に語ってもらった。
——Tバックなど、露出度の高い水着を着るジュニアアイドルが世間で話題です。自分でもTバックをはいてみたいと思ったりしますか?
山田レイナ(以下、山) 私はイヤ。自分のTバック姿を見られるのもイヤだし、家族もイヤがると思う。
芦澤七海(以下、芦) 私も同じかなぁ。事務所もそういうのNGだし、もし「今後のためだから」ってOKを出されたとしても、私はやりたくないもん。
斉藤みのり (以下、斉) 本人がやりたいならいいと思うんだけど、私はダメ。学校の子とかに見られたくないし。
芦 でもTバックとかはく子って、すごいなって思う。有名になれればいいって感じなのかな。私にはできないや。
山 家族の目とか気になんないのかな。
斉 不思議だよねー。
——では、昨年10月に、女子高生アイドルのDVDを制作していたメーカーのスタッフが児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されるという事件があったんですが、どう思いましたか?
山 ニュースを見た時は、自分のDVDを出してるメーカーのことかなって思っちゃって、一瞬頭が真っ白になっちゃった。お母さんも心配したんじゃないかな。でも私のやっている仕事とは違うので、今は目の前の自分の仕事のことだけ考えるようにしてます。
——撮影の現場で、過激なポーズとかを強要されたことは?
芦 あんまりないけど、ビキニを着てて、カメラを地面に置かれて、「その上をまたいで」って言われたりしたことはある。お断りしたけど(笑)。
——人前で水着を着ることは、恥ずかしくはないですか?
芦 別に恥ずかしくはないかな。
山 最初はびっくりしちゃった。スクール水着はいいけど、ビキニはあんまり着たことなかったから。
芦 ファンの人が参加できる撮影会があるんだけど、NGなことを要求してくる人もいる。そんな時は、係の人が止めに入ってくれるんだけど。
山 私たちからは言えないよね?
芦 何かあったら、マネージャーさんに目線を送るかな。
——小学生や中学生の女の子が好きな人のことを「ロリコン」って言うけど、そういう人がファンなのはどう思う?
芦 全然OK!
山 ファンの人が増えるのはいいことだよね。
芦 今は大人の男性のファンが多いけど、少しずつ女の人とか同年代のファンも増えてほしいな。
——ファンの方の中には、あなたたちを性的な視線で見る人もいるかもしれないけど、どうですか?
芦 う~ん、わかんないけど、いい人もたくさんいるから、全部が全部イヤとは思わないかな。
山 ちょっと不安もあるけど、ファンの人は親切な人ばかりだから、うーん、あまり気にしてないかなあ。
(岡沢宏志│構成、有高唯之│写真/後編へつづく)
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