あの美少女アイドルが、猿ぐつわでSMプレイ!?
#アイドル #映画
日々の仕事に追われ、いささか疲れ気味の今日この頃。3月11日、ひとときの癒しを求め、グラビア系アイドルたちが主演するアクション映画『カクトウ便』の記者会見に赴いた。甲斐麻美、小阪由佳、木口亜矢、次原かなの4人が主演する『カクトウ便』は、vol.1「Battle Run XX」、vol.2「vs謎の恐怖人肉宴会」、vol.3「そして、世界の終わり」の3本立て。4人のアイドルたちが悪徳政治家、食人カルト集団、ゾンビたちに追いかけ回されるというストリート活劇だ。
真っ赤なレザースーツで会見場に現れた木口亜矢は、主演したvol.2「vs謎の恐怖集団~」でSM用のギャグボールを口にくわえさせられ監禁されるという、アイドルらしからぬヘビーな役どころに挑んでいる。
木口「撮影は大変でした。猿ぐつわをされていたので、口が開きっぱなしでヨダレが出ちゃって。(ヨダレを)拭いてもらったり、大変でした」
何とも、男のS心を刺激するコメントではないか。メジャー系映画の会見では、まずありえないノーガードな発言が聞けるのも、低予算インディペンデント映画ならではの面白さ。フォトセッション時には、カメラマンが「もっとしゃがんで! 胸が見えるようにして!」など注文をつけているのだった。 vol.3「そして、世界が終わる」に出演しているプロレスラーのAKIRAがアイドルたちの中に加わっていたが、さすがに「どいてください」と言えるカメラマンはいなかった。ま、AKIRAはマッチョ好きなファンのためのサービスなのかもしれない。
香港などでも活躍する国際的アクション監督の谷垣健治氏が会場に来ていたので、せっかくなので「4人のアイドルの中で一番運動神経が良かったのは?」などと質問してみた。
「う~ん、誰かなぁ。次原かなさんは、我慢強かったねぇ。顔面を殴られても、頑張って撮影を続けていたからね。アクションがうまくない人は、やられる方をやってもらうんです。ワンツースリーのタイミングでパンチを入れると、人間はどうしてもツーのときに顔をしかめてしまうので、本番ではワンツーでパンチを入れてました。ばっちりのシーンが撮れてますよ。アイドルたちのリアルな表情が楽しめるのが、『カクトウ便』の見どころのひとつじゃないかな(笑)」
撮影スケジュールも各編90分の長編ながら、3本まとめて1カ月で撮り切り、ロケはすべてゲリラ撮影というハードなものだった。ギャグボールで猿ぐつわされ、顔面にもろパンチを浴びながらも最後まで演じ切ったアイドルたち。低予算B級映画を支える彼女たちの健気さに、思わず泣けてきた!
(長野辰次)
『カクトウ便』
3月29日(土)~4月11日(金)池袋シネマ・ロサにてレイトショー上映。
http://kakutoubin.com/
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