オタク・ミーツ・英会話!? 世界初“コスプレ”英会話スクール
#海外 #オタク
NOVAショックの傷跡も生々しい英会話業界に新風を吹き込むスクールが、秋葉原に開校した。その名も『Cosplish』──。“世界初のコスプレ英会話スクール”というキャッチコピーが示す通り、コスプレした外国人講師が英語を教えてくれるらしい。でもなぜ「コスプレ」と「学校」の融合なのか? 「オタクビジネスの特徴は、リピーター率が高いこと。同様に学校もリピーター率が高くないと続かないので、ちょうどミックスできるかなと思ったんです」と話すのは、同スクールの設立者・鈴木朋広さん。前職でメイドカフェの経営企画室に勤めていた鈴木さんは、当初このスクールも『Maid in English』という名の“メイド英会話スクール”にするつもりだったという。
「でも、メイドビジネスはオタクビジネスの中でも、広いようで狭いんです。あくまで“メイド好きのオタク”がターゲットになるので。だったら、大きく『コスプレ』でくくったほうが、幅広い客層も取り込めるんじゃないかと」(同)
そんな狙いで誕生した『Cosplish』の提唱する英語は、「ブロークン・イングリッシュ」。“いかに簡単な表現でコミュニケーションを取るか”に焦点を当てた、とっつきやすい内容だ。ちなみに取材当日は無料体験教室の実施日ということで、筆者も勝手にコスプレをして授業に参加してみた。が、なんと公に授業が行われるのはこの日が初めてだったらしく、教室内は取材陣でいっぱい! ほかにコスプレをしている生徒もおらず、「絶好のカモ」とばかりに写真を撮られながら、久々に英語を嗜んだのでありました。
(アボンヌ安田/「サイゾー」4月号より)
※写真のミミ先生(20)は、「ブロークン・イングリッシュ」を優しく指導。このほか、略語系英単語が学べる「オタク英検講座」、ファーストガンダムの名ゼリフを英訳する「アニメ英語講座」も開かれたそう。「受講したい!」と思ったら、『Cosplish』のオフィシャルブログにアクセスして、予約メールを送ればOK。ただし、予約が定員の20名に満たない場合は、中止になることもあるので注意されたし。〈http://cosplish.seesaa.net/〉撮影/田附愛美
※講師は現在8名くらい。大学や日本語学校などの掲示板で、留学生を対象に募集したそう。「将来的には、子ども向けの授業も開きたいですね。講師たちにピカチュウの着ぐるみとか着てもらって」(鈴木さん)
コスプレ英会話スクール「Cosplish」
08年2月開講。告知として、昨年12月頃から六本木、池袋、中野、そして秋葉原などでフライヤーの配布をスタート。
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