『ロンハー』の「格付け」から梨花が消えちゃった理由
#テレビ #タレント
“ゲイタウン”新宿二丁目などに集うオカマに、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系/以下、ロンハー)が人気を博していた時期がある。人気のヒミツは、女性タレント10名が自己評価をめぐって論争を繰り広げる名物コーナー「格付けしあう女たち」(以下、格付け)。
自らを棚に上げ、他人を貶めようと足を引っ張り合っているさまが、オカマ同士で毒を吐き合う「魔女会議」にそっくりだと共感を呼んでいたのだ。しかし、現在も変わらぬスタンスで「格付け」は放送されているものの、観ているオカマは少ない。04年後半の全盛期にはSP版が18%を記録していた視聴率も、最近では13%前後をウロウロ。一体「格付け」に何が……と番組の歴史を振り返ってみると、この約3年間で飯島愛(芸能界引退)と梨花の2人が出演しなくなったことに気づく。
メディアにもたびたび露出している、新宿二丁目のゲイバー「あっぱれ!」のママ・まぁがりんさんは、梨花の魅力を次のように語る。
「オカマはね、不幸であることを糧にステップアップするような“松田聖子的なオンナ”が大好きなの。梨花もそういう感じでしょ。負け犬キャラでのし上がったんだから。その点、失敗したのがあびる優よ。ただのワガママだったっていう」
しかし、昨今の「格付け」に出演しているのは、あびる優のほう。そんな中、梨花は何をしているのかというと、2年間レギュラーを務めた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)も昨年9月に卒業し、現在のレギュラーは『世界!弾丸トラベラー』(日本テレビ系)という旅番組のみ。あとは06年より、化粧品ブランドAUBEのイメージキャラクターとしてCMに出たり、女性誌のカバーガールを務めたり、ジュエリーブランドをディレクションしたりと、「格付け」で「A・B・C・D・Eカップ♪」などの下ネタギャグを飛ばしていた頃の面白さはみじんもない。
再び『ロンハー』を盛り上げるには、梨花カムバックが鍵になるに違いない! というわけで、彼女が『ロンハー』に出なくなった理由について調べてみたところ、2つの説が浮上した。まずひとつは「キレイ路線へのシフトに伴い、負け犬キャラを払拭するというビジネス上の戦略」。もうひとつは、「司会を務めるロンブー淳との不仲」。「週刊女性」(06年3月7日号)によると、ロンドンブーツ1号2号の田村淳に、梨花の友人である「CanCam」(小学館)の専属モデルが複数愛の対象にされてしまい、そのことについて梨花がマジギレしたのだとか。
事の真相を確かめるべく、所属事務所スターダストプロモーションに「オカマを中心に、梨花カムバックの声が上がっていますが……」と問い合わせてみたところ、「御誌との付き合いを見合わせているところなので」と取材拒否。テレビ朝日にも、「お答えしづらい内容」(広報)と断られてしまった。唯一、イチ梨花ファンとして電話した際、同社の視聴者窓口の女性だけが、「梨花さんに出てほしいという要望があったことを、(上層部に)お伝えしておきますね」と言ってくれた。
最後に、梨花の復帰が難しそうなので、前出のまぁがりんさんに彼女以外に適任者がいないか訊いてみた。「まず“ちょっとキレイ”は必須条件よね。それから“口が悪い”、事務所も大きくないとダメ……ってなると、沢尻エリカしかいないじゃない!!」
沢尻の所属事務所は梨花と同じスターダスト。そう考えると、出演する可能性もなくはないかも!? 『ロンハー』スタッフの皆さん、いかがですか?
(アボンヌ安田)
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