本田医師が出版会見でそばを食べなかったホントの理由
#テレビ #タレント
(本田昌毅/双葉社/1260円税込)
1月29日、ソフトバンクの王貞治監督の次女で、野菜ソムリエの王理恵さんとの結婚を延期中の医師・本田昌毅氏が、自著『朝青龍から笑顔が消えた本当の理由』(双葉社)の出版会見を行った。各メディア既報の通り、「(王さんとの)結婚延期理由に『そばを音をたてて食べること』があったため、会見場には納豆・とろろ入りのそばが用意された。本田医師は『練習したけど、これを音をたてずに食べるのは無理。本当に理恵さんにいいと思ってもらえるか疑問』」(ニッカンスポーツ1月29日付)とそばを食べるのは拒否している。
「そばの音が結婚延期理由のひとつだったため、“本田医師=そば”、という構図ができ上がっていたのか、当初、会見を仕切っていた出版社側に民放各社から『(会見で)そばを用意してもいいか?』という話が持ち込まれたそうです。出版社側も、話題作りになるのならと了承し、『そば食い会見』などと告知を行いました」(スポーツ紙記者)
ここまでは民放各社が、会見の面白い映像を撮るために結託していたワケだが、これをある番組が出し抜いたのだ。そのことが“そば食い拒否の序章”となったのである。
「会見の数日前、情報番組『2時っチャオ』(TBS)と『ワイドスクランブル』(テレ朝)が、本田医師本人に『本当に会見でそばを食べるんですか?』などと直撃し、そのVTRを見た番組のコメンテーターらが本田医師に苦言を呈したんです。それを聞いた本田医師が『そんなことを言われてまで、そばは食べたくない』と、ヘソを曲げたということです」(前出・記者)
これに怒ったのがTBS、テレ朝以外の民放各社。会見当日には、数時間前から言い争いが始まったという。
「今回は各局があうんの呼吸で“そば食い報道協定”(笑)を結んでいたにもかかわらず、2番組がフライングしたわけですからね、そりゃ怒りますよ。当日は、各社各番組が持ち寄って、会見当日には7、8枚のそばやうどんが用意されたようですが、そこでも某番組の女性リポーターが『テレビ局が用意すると、ヤラセっぽくなるから主催者側の出版社から出してほしい』などと言い始めたんです。そんなこんなで“どこが出す出さない”などとモメた挙げ句、会見10分前に出版社が用意することで落ち着きました」(前出・記者)
こうした大人げないやり取りを見て、ウンザリしたのが本田医師。会見中、箸は割ったものの、用意されたそばには手を付けなかったのである。
「その他にも場所取りをめぐって、スチールカメラマンとテレビカメラマンが揉めるシーンもあり……。我々活字記者の間では『一番大人だったのは、黙々と会見を進めた本田医師』ともっぱらでしたよ(苦笑)」
大の大人がそばくらいで……と思うなかれ、テレビ局はそうやって少しでも他社を出し抜いて視聴率を稼いでいるのだ。さて、肝心の書籍について本田医師は、「できれば印税を日本やモンゴルの恵まれない子供たちに寄付したい」と話しており、内容も“朝青龍と親方の意外な関係”から“相撲協会内部の抗争”まで、角界を取り巻くドロドロとした内容が盛りだくさん。そば騒動はともかくこれを読めば、ゴーマンな朝青龍の見方が変わる、かも?
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