“細木数子降板”の裏にある某テレビ局員の悲鳴
#テレビ #タレント
先日、各メディアは「人気占い師の細木数子が、3月をもってテレビのレギュラー番組を降板する」と報じた。現在、細木のレギュラーは、『ズバリ言うわよ!』(TBS)と『幸せって何だっけ~カズカズの宝話~』(フジ)の2本であるが、両者の降板理由について、彼女は「今年で六星占術を世の中に出してから30年が経つが、これを機に、身辺整理や原点に戻って充電したい」などと語っている。
さて、今回の降板を受けて「週刊新潮」(1月24日号)では、“新年の朗報”とのアオリとともに、「彼女がテレビから撤退するので、本当に喜んでいます」というエッセイストの猪狩春男氏のコメントや、「視聴率も下がっているのも事実だし、(中略)高飛車な物言いにも視聴者が飽きてきています」といった芸能リポーターの石川敏男氏のコメントを掲載している。だが、テレビの制作現場では、「細木さんがいなくなって、本当に大変なんですよ」との声が聞こえているという。TBS関係者の話。
「TBSでは『ズバリ~』の後番組の企画を画策中ですが、くりぃむしちゅーさんと滝沢秀明君ありきで番組を制作しないとだめなんです。同局の火曜日21時~は、両者の出演が決まっている、いわゆる“タレント枠”ってやつですね」
中でも滝沢に関していえば、『ズバリ~』の時間帯は、前番組『黄金筋肉』には滝沢、その前の『愛と誠』にはTOKIO、その前の『ガチンコ!』にもTOKIO、その前の『うたばん』(現在は、木曜20時に以降)には中居正広……など、それまでの番組を見ても、彼が所属するジャニーズ事務所がハバを利かせている。前出の関係者はため息まじりに続ける。
「くりーむしちゅーさんの司会には定評があり、また、お笑い芸人ということで比較的企画がつくりやすいんです。ですが、滝沢君が絡んでいるため、制作スタッフがジャニーズ事務所に気を遣ってしまい、なかなかアイディアが出せないでいるんです。スタッフの中には『細木さんが、ズバッと斬ってくれた頃は簡単だったんだけど……』とこぼす人もいますよ(苦笑)」
週刊誌メディアでは嫌われた細木だが、腐っても元“視聴率の女王”。テレビ界ではさまざまな意味で重宝されていたようだ。
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