男っぽい!?　山崎真実の憧れは“小悪魔系”

キレイな見た目とは裏腹に、性格は……？

　映画『ペルソナ』に初主演する、グラビアアイドルの山崎真実ちゃん。映画では人体実験により、驚異的な運動神経を身につけ、別の人格を埋め込まれた、二重人格の主人公を演じている。スタントマンをほとんど使わずに、本格的なアクションシーンに挑戦している真実ちゃんは、高校時代に新体操で国体に出場したほどの実力者なのだ。

「新体操では動きをキレイに見せるけど、アクションでキレイに見せる必要はないじゃないですか。どうしてもキレイに動くクセがついてしまっていて、苦労しました。でも、もっと難しかったのが動きながら顔の表情を作ること。『強そうに見えない』って、たびたび指摘されました（笑）」

　とはいえ、完成した映画では、アイドルらしからぬ見事なアクションシーンと、鬼気迫る表情で、観ている者を圧倒する。もしかして、ケンカも強かったりして?

「ケンカしたことはないです。小さな頃は男の子の友達とプロレスごっことかしてましたけど。兄がいるせいか、性格が男っぽいんですよ。でも少女マンガが好きな、乙女な一面もあるんです（笑）。あと、イヤなものはイヤって相手にはっきり言ったり、性格が真っすぐとも言われます。本当は小悪魔的な女性になりたいんですよ（笑）。自分にはない女性らしさに憧れます」

　恥ずかしそうに笑う姿は、まさに女の子。映画では二重人格的な役に挑んでいる真実ちゃんだけど、自分の中の二面性については、「自分では裏表があると思ってるんですけど、周りからは『わかりやすいし、自然体』って言われます」という。今後挑戦してみたい映画について聞くと、意外な答えが返ってきた。

「コメディとかやってみたいですね。あとタイムスリップする話が大好きなので、SF映画なんかにも出てみたいな」

　そういってはにかむ笑顔からは、大女優の片鱗がうかがえる。08年は、山崎真実ちゃんが大ブレイクすること間違いなし!
（編集部）

山崎真実
1985年、大阪府生まれ。ファンタスタープロモーション所属。ミスマガジン2004で読者特別賞を受賞し、芸能界入り。06年には『轟轟戦隊ボウケンジャー』（テレビ朝日）に出演し注目を浴びる。今年春には映画『少林少女』にも出演と、今後の活躍が期待されるグラビアアイドル。

『ペルソナ』
監督／樫原辰郎 出演／山崎真実、萩原聖人、鈴木砂羽ほか 公開／1月26日 上映／シネマート六本木ほか 配給／『ペルソナ』フィルムパートナーズ
謎の人体実験に巻き込まれ、驚異的な格闘センスを身につけ、脳内に別の人格を埋め込まれた女子大生の日和。追っ手をなぎ倒し、研究所から逃げ出した日和に、未来は訪れるのか……。

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