次なる注目は白組トリ争い 紅白歌合戦のホントの見所
#アイドル #音楽 #オタク #NHK
今年で58回目を迎えた「NHK紅白歌合戦」。毎年、出場歌手の発表に注目が集まるが、今回の記者会見で顔を揃えた初出場組は、中川翔子、リア・ディゾン、ハロー!プロジェクト、AKB48など、オタク向けアイドルたちがほとんどだった。
「今年から3カ年計画で番組の改革を打ち出している紅白ですが、最大の課題は若年層へのアピール。ところが結局は、メディアでは話題になるが、実際にはCDが5万枚も売れないようなメンツばかり。短絡的としかいいようがない」と、会見に出席したスポーツ紙記者はあきれる。
「中でも、AKB48はプロデューサーである秋元康が、同グループのメンバーを教育テレビに出演させるなどして、NHKとのパイプを太くしてきたから選ばれた。AKB48にとっては、重要なのはNTTドコモからのスポンサー料。発足3年目の今年、目に見える成果を残せないと契約更新してもらえない可能性があったため、是が非でも紅白には出たかったはず。そんなもくろみにまんまと乗る、NHKもなんなんだか」(同)
そうした当選組とは反対に、1500億円もの被害を出したL&G問題にかかわっていたとされる細川たかしは、自ら出場を辞退。長山洋子や伍代夏子、中村美津子など、細川同様、L&G関連イベントに出演していた歌手の中でも紅白出場を果たした者がいるが、実質的な“落選”の決定打となったのが、「細川自身がイベントなどで、L&Gへの勧誘行為を行っており、被害者たちから損害賠償請求をされる可能性があるから」(芸能プロ関係者)という。
そもそも細川は、暴力団関係者との結びつきが強く、きな臭い噂が絶えなかった。今回の問題を機にそれらのスキャンダルが一気に噴出する危険があったとも言われる。テレビ局やマスコミを抑える政治力を持つバーニングプロダクションから独立してからは、細川は“砂上の楼閣”。いまだバーニングの庇護下にある長山、伍代、中村らとの明暗がはっきりと分かれた。
「今年の紅白を仕切っている人間は、バーニングや長良プロダクションと昵懇の人物。長良プロ所属の氷川きよしがホストを務めるNHKの番組にもかかわっており、業界内では、今年の白組のトリが誰になるのかに注目が集まっています。昨年は北島三郎が大トリを務めたので、今年は五木ひろしが最右翼。ただし、ジャニーズ側からは『中居正広を司会に出したのだから、SMAPに』との押しがあるし、長良プロとしてはこの機に氷川にやらせたい」(前出・芸能プロ関係者)
今年はL&G問題もあり、出場歌手発表もいつもより遅れ、NHKによれば「曲順発表も、30日ぎりぎりになるかも」とのこと。いまや紅白は、ドタバタがある舞台裏のほうが面白い!?
(青木寛二)
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