●●受けが良すぎる? 山上兄弟の苦悩
#ショタ
「てじな~にゃ」というキメポーズでお馴染みの、マジシャンユニット「山上兄弟」。デビュー当時(2001年)には、兄・佳之介(通称ヨッチ)は6才、弟・暁之進(通称アッキー)は5歳というチビッ子コンビだったが、今では中学1年生と小学6年生。すっかり思春期だ。
ラスベガスでショーを披露したり、香港にもファンクラブができるなど、大人顔負けのワールドワイドな活躍を続けている彼らだが、妙なウワサを耳にした。
「山上兄弟は、ショタコン受けが非常にいいらしい」
ショタコンとは、1981年、アニメ雑誌『ふぁんろーど』(現『ファンロード』)の編集長が、読者からの質問に答えるコーナーで「美少女好きはロリコンと呼ばれるが、では美少年好きは何と呼ぶのか?」という内容の問いに対し、半ズボンの似合う少年の代表として『鉄人28号』の主人公・金田正太郎の名を挙げ、そこから名を取って「ショウタロー・コンプレックス」と回答したのが始まり……といわれている性癖。(wikipediaより)
ウワサが本当なら、イベント会場などには多くのショタコン男女が詰めかけているのか? 真偽を確かめるべく、12月16日(日)、東京のゲートシティ大崎で行われたクリスマスファミリーイベント、『山上兄弟イリュージョンショー』を観に行ってみた。
ステージ開始5分前までは閑散としていた広場だが、2人が登場すると、いつのまにか100人以上の人だかりが。おなじみの愛らしいキメポーズ「てじな~にゃ」で幕を開けたイリュージョンショーだが、なんだか弟くんのほうのやる気がないような……? と、不思議なことに気づいた。ほとんどの客が、乳幼児を連れた家族連れであるのに対し、20代~30代と思しき男性が前列に数名。しかも、拍手や手拍子、歓声など、ステージへのリアクションも周囲の家族連れと比べて人一倍大きく、目立っている。こ、これは!! やはり、山上兄弟にショタコンファンがいるというのは本当だったのか。単独で来場している大人の女性ファンは見受けられなかったが(女性は皆子ども連れだった)、男性ファンたちは、ショーの後で行われた兄弟との記念撮影にもばっちり参加していた。
「男性ショタは、幼すぎる男児よりも、思春期を迎えて、第2次性徴に戸惑っているくらいの少年たちを好む特徴があります。ちょうど小学6年~中学1年生という現在の山上兄弟は、男性ショタたちにとって、どストライクな年齢層ではないでしょうか。逆に、ショタコンの女性は、現在の山上兄弟よりも、年齢層の低い男児らも好み、守備範囲が広いようです」
と話してくれたのは、神奈川県在住のショタコンを自認する男性(20歳)。
「ちなみに、僕はヨッチよりもアッキーのほうが好みです」
なるほど。もしかしたら、アッキーがショーの最中に浮かない表情をしていたのは、追っかけファンの対応に困っていたから?
ショーの後、同伴していた知人(成人男性)も山上兄弟との記念撮影に臨んだが、その際、「僕みたいな大きいお兄さんのファンがいっぱいいて、気持ち悪くないですか?」と尋ねてみたところ、兄・ヨッチは一瞬絶句。だがすぐに笑顔を取り戻し、「いえ……大丈夫です!」と明るい返答をくれた。一方の弟・アッキーはというと、シカトだった。それでも記念写真ではニッコリ笑顔で「てじな~にゃ」ポーズをキメる兄弟。プロである。でも、山上兄弟を愛する大きいお兄さんたちは、2人のイベントに参加できて、とっても楽しそうだったゾ! これからも、山上兄弟には、老若男女に愛されるマジシャンに成長してもらいたいものです。
(下戸山うさこ)
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