家でも外でも耐えている!　女子的オナラ我慢法とその影響

　先日、情報バラエティ番組を観ていたら、「既婚女性の半分以上が、旦那の前でオナラしたことがない」という調査結果が発表されており、驚いた。おイモがおいしい季節だし、今の時期はさぞ耐えるのに苦労していそう……。奥ゆかしい日本人女性の根性に脱帽するかぎりなのだが、彼女たち、いったいどのようにオナラを我慢しているのだろうか?　複数の彼氏持ち女性に訊いてみたところ、次のような自己流で、バラエティに富んだ答えが返ってきた。

「正座しながらお腹に緊張感を走らせる」（23歳／OL）、「仰向けになって、オナラを出さないことに集中する」（26歳／編集者）、「屁が噴射する直前に“クッ”と肛門を引き締めると、スカし屁が出せるので、ごまかす」（25歳／ライター）、「『ヤバい！』と思ったら、トイレに行く」（26歳／派遣社員）

なるほど。バレないようにオナラをする努力に走る女性もいるわけだ。かくいう筆者（♀）も、スカし屁に力を注ぐタイプ。仕事場などの密室ではオイニーがこもると嫌なので、噴射をムリヤリ阻止してみたりもするのだが、腹が張り、痛くなるのである。オナラの我慢って、本当はカラダによくない行為なのだろうか?

「オナラを我慢しすぎると腹痛が生じ、便秘を引き起こし、腸内の悪玉菌が増え、ますますオナラがひどくなる悪循環におちいります」（すぎさか胃腸クリニックHPより）

　悪いこと尽くめじゃないか!　便秘の女性が多いのは、もしかしてオナラを我慢する人が多いから!?　ちなみに、オナラの成分のほとんどは口から飲み込んだ空気で、あとは腸内で発生したガスなどらしい。オナラを我慢せず、その量を減らすためには「早食いをしない（早く食うと口から入る空気量が多くなるから）」「規則正しい食事をする」「動物性たんぱく質をとりすぎない」「運動をする」のが良いそう。オナラ問題で悩んでいる女性諸君、試してみてはいかが？
（小石川光希）

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